2012年4月4日水曜日

消費税増税で"プチ"スタグフレーションへ

スタグフレーションとは、

物価(+) 給料(ー or プラマイゼロ)

という現象です。


消費税増税でほぼ間違いなく物価は上がります。そんでもって、企業も値下げ競争をするので、給料は下がります。今回、"プチ"スタグフレーションって書いたのは、このスタグフレーションは消費税増税の分だけスタグフレーションするので、恒久的なスタグフレーションにはならないってことです。

本気のスタグフレーションは止めようがないみたいですが、これは消費税の減税で止められます。といっても、段階的に消費税を上げるんで、段階的にスタグフレーションしていくんでしょうね。。。


一般的に、デフレ、インフレ、スタグフレーションの中で、スタグフレーションが最悪と言われてます。なので、スタグフレーションのいいところを真剣に考えてみます。。。


インフラ系独占企業の株を買うか、、、
彼らは値下げ競争をする必要がないので、利益は減らないはず、、、

東電???

インフラ系独占企業って、利益を"あえて"少なくするんだった。テレビ局も一緒ですね。利益をだす必要がない企業の株なんて買う価値なしですね。

やめとこ。


医療費は消費税が掛んないから、製薬会社の株でも買おっかな?
消費税の増税に影響されず利益を出せるしね。

でもこれって、消費税の増税に影響されないってことは、株価がそれに連動しないってことか。

やめとこ。


海外売上の高い会社の株?
国内シェアを捨てた会社も、消費税の増税なんて関係なしか。。。
だったら、最初から海外企業の株を買いますね。

やめとこ。


貯金?

物価が上がるんで、お金の価値は下がります。(ほんとうのスタグフレーションはインフレ下で給料が上がんない)

やめとこ。


不動産?

家賃に消費税がつかないんで、家賃の値下げ競争は発生しません。そんで、不動産自体を買うときに消費税がプラスされるんで、消費税の増税で値下げ競争になるんですね。でも、買うときのトータルはプラスですね。

ということは、

不動産購入費用(+) 家賃収入(プラマイゼロ)

利回りが下がんじゃん!

やめとこ。


スタグフレーションのいいところって難しいですね。
たぶん、キャピタルフライト(資産の海外移動)の一択かもしれません。

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