そもそも、3.11の福島原発の事故の原因は「地震」です。この時の福島県の震度は最大で震度6強です。
東京電力の清水正孝社長は「事故原因は未曽有の大津波だ」(13日の記者会見)とのべています。吉井氏は、東電が示した資料から、夜の森線の受電鉄塔1基が倒壊して全電源喪失・炉心溶融に至ったことを暴露。「この鉄塔は津波の及んでいない場所にある。この鉄塔が倒壊しなければ、電源を融通しあい全電源喪失に至らなかったはずだ」と指摘しました。
これに対し原子力安全・保安院の寺坂院長は、倒壊した受電鉄塔が「津波の及ばない地域にあった」ことを認め、全電源喪失の原因が津波にないことを明らかにしました。海江田万里経産相は「外部電力の重要性は改めて指摘するまでもない」と表明しました。
ねっ、当事者も認めてるでしょ。
震度6なんて、数年に1度ぐらいの確率で日本で発生しています。
決して、
「想定外」じゃありません!
話は変わって、中国の高速鉄道の事故ですが前にもちょこっと触れましたが、作った技術者は、
「おれはぜーったいっ、乗らねー」
って言ってました。
日本の反原発派は、人権団体以外に元原発設計者が多く含まれます。反対派が人権団体だけだったら、私は「純原発推進派」のスタンスなんですが、作った人が
「日本の原発は危ねー」
って言ってるので、原発推進派というスタンスを取れません。
中国や日本の国家機関は腐ってます。東電も政府から電力の独占販売を許された国家機関です。決して民間企業じゃありません。なので、原発の賠償金に税金が使われます。
中国の国家機関も負けてなくて、高速鉄道建設で高級官僚に支払われた賄賂は1000億を超えます。
私はかねがね言ってますが、原発推進派です。原子力というは人類が火をコントロールしたのと同様に、次世代へ進化するためにコントロールすべき技術と思ってます。しかし、日本の独占企業が作る原発を推進できないというジレンマに悩まされます。。。
これは原発だけじゃないんですが、腐った組織に権力を与えてもイイ事がありません。日本という国の性質を考えると、どー考えても「小さな政府」しか解決策はありません。それは規制緩和や福祉の削減です。
とにかく、日本が世界に取り残されないためにも東電を解体して電力の自由化をしましょう。いくら日立や東芝が原発事業をがんばっても、東電のおかげで受注できません。
マスゴミへの広告費を払えなくなった東電、日立や東芝から恨みを買った東電、それ以外の製造業へ電力を安定供給できなくなった東電、それでも電力利権を保持する東電。
経団連が東電を擁護する背景には「電力利権の甘い汁」という構図が見えますが、「脱東電」をすることが経団連にとっても、日本国民にとっても明るい未来が待ってます。
親方日の丸にすがれるのは長くて「2020年」までですよ。
残された時間は少ないのに、何も出来ない日本はハードランディングを経験することになるでしょう。
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