2011年9月15日木曜日

国債の利払いで死ねる

日本の国債の利払いはだいたい10兆円です。

問題:この10兆円という金額は高いか?安いか?

答え:普通

というのも、日本政府は過去にも利払いを10兆円払ってたんですよ。

だだし、

そんときは税収が50兆円ぐらいあったので、約20%の比率です。現在の税収は40兆円ぐらいなので、25%までアップしてます。この5%っていう数値は高いですね。

日本の長期金利は1%という「これ以上下げられない」ところまできてます。ということは、過去にあったように「金利の低下で利払いの低下」は考えられません。

間違いなく今後は国債の利払いは増えます!

さらに、

金利1%の上昇は、消費税5%相当

といっても、1年で10兆円もの利払いが増えるわけじゃないんですが、金利2%が10年ぐらい続くと10兆円の利払いが加算されます。

小泉政権時の好景気が10年ぐらい続くと税収が50兆円ぐらいになって国債の利払いが20兆円になって、税収の40%が利払いに消えます。

さらに、

日本は少子高齢化なので、社会保障費が年間1兆円ぐらい自然増するので、国債の利払い20兆円と社会保障費10兆円を合わせて、60%の税金が死に金になります。

「頑張ったらなんとかなる」とかっていうレベルじゃありません。「頑張る(=好景気)」と金利が上がるので逆効果です。


ちなみに、今日ですが、

ギリシャ10年物24.47%、2年物76.73%、1年物136.58%の金利になってます。


マジ、死ねる。。。

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