2010年11月20日土曜日

35年ローンの不思議

首都圏のマンションの売れ行きが9ヶ月連続で増加してるみたいです。坪単価が下がってるからですね。そして35年ローンが人気みたいです。

ということで、35年ローンって本当に実現可能なの?

そもそも、固定金利自体不可能ですね。日銀の金融政策は固定じゃないので矛盾が発生します。日銀の金利よりも安いときはいいけど、日銀の金利よりも35年ローンが高くなったら金を貸してる金融機関は破綻します。

35年ローンは言うなれば、

1ドル100円35年固定

ですね。

金利も為替も変動します。当たり前です。給料も物価も変動します。当たり前です。しかし、住宅ローン金利だけは変動しません。

しかも35年間も!

35年先なんて誰にも分かりません。35年先も同じ条件を保証できるってのは詐欺に違いありません。終身雇用も同じようなものですが。。。


あと、日本の国債の金利が5%ぐらいになったら日本は破綻するんだから円というお金自体意味がありません。

1000兆円×0.05 = 50兆円

国の税収全部が借金の利息

まぁ、2%で20兆円なんでこの辺りが本気の危険水域かな?

日本は借金が飛び抜けて多いから金利が上げられません。
変動のローン金利は35年ローン金利よりも安いのは当たり前です。


「日本円が通貨として信頼されてるうちは、変動金利<固定金利なんだろーな」


とにかく、35年も同じ条件を提示するのは不可能です。
35年前って1975年ですね。

生まれてないからよくわかりません。。。

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