2011年6月6日月曜日

日本郵政が危ないんだって

ボーナスが年間3ヶ月 みたいです。国家公務員は4ヶ月ぐらい貰えます。

2010年現在、ゆうちょ銀行の貯金残高は、ピーク時の2000年と比較して65%にまで減少している(260兆円から170兆円へ)みたいです。
聞いた話によるとゆうちょは150兆円を切ったら危険水域で万年赤字になるみたいです。
※ちなみにかんぽは100兆円ぐらい

合わせて270兆円の資金の8割ぐらい国債を買ってるので、約215兆円ぐらい国債を持ってます。


ということで、「もしも日本郵政が倒産したら」どーなるのでしょうか?

日本政府は日本郵政に借金をしています。日本郵政が倒産したら借金がチャラになるんじゃ?

普通の銀行にローンを組んだ時に、その銀行が潰れたら受け皿銀行がそのローンを引き継ぎます。日本郵政の場合は、デカ過ぎて受け皿銀行になれるのは日銀ぐらいなものです。結局、日銀の大株主は日本政府(55%保持)なので、借金をチャラにする可能性があります。

やったー!
国債がチャラになるって喜んではいけません!


郵貯はすべてペイオフで守られます。もちろん財源は税金+国債です。かんぽはたぶん9割ぐらい守られると思います。保険会社が潰れたときには責任準備金で9割ぐらい守られるので、かんぽは死守するんだと思います。

なので、

170兆円+90兆円=260兆円

結局政府は、

260兆円ー215兆円=45兆円

の追加国債を発行することでしょう。。。

これはざっくり計算ですが、郵政の持ってる資産の売却やリストラ等を加味しても30兆円の公的資金を投入することでしょうね。


日本郵便が倒産しかけて、国債を投げうれば民間のメガバンクがつられて倒産するんで日本政府は公的資金を投入するんだと思います。日本の財政破綻について本当に気を付けないといけない部分は国債の金利上昇なので、日銀は徹底したデフレ政策を取るんだと思います。

私個人としては、郵政民営化は意味のない政策だったと思います。
300兆円も国民から金を集めた国営の金融機関なんて扱いに困ります。これを潰すということは国家を潰すに等しい行為です。


ということで、こないだの国会で信任された菅直人総理は、もと財務大臣です。

「私は国債に疎いので」

といった人が日本の財政をコントロールしていました。


なんだかんだ言ったって、日本人は日本政府を信任せざるを得ない状態なので、菅直人総理は信任されたんでしょね。

これが嫌なら「小さな政府」を目指しませんか?

老害と公務員と左翼活動家のみなさんは死活問題だと思いますがね。。。

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