2011年6月30日木曜日

石油が買えない恐怖

脱原発っていうキチガイ理論が日本中を席巻してます。私は東電と脱原発派が嫌いなんで双方が潰しあえばイイと思いますが、このキチガイ VS キチガイ戦争を、われわれ国民は無視できません。


脱原発は早い話が「石油依存」です。

日本の石油依存度は、約50%です。

資源エネルギー庁より

しかも100%外国依存です。


日本は運良くイランと仲がいいので円で石油を決済できますが、中国やインドの台頭により最近は石油を使う人口が増えたのでバカみたいに石油価格が上がってます。さらに、日本経済の低迷により円決済が不可能になれば、ドル決済を強いられ円安になると石油が買えません。

そもそも、

石油を使っていいのは、産油国の国民と金持ちのみ

一人頭のGDPが台湾に抜かれた日本は、今まで通り石油が買えるとは思えません。


「世界がもし100人の村だったら」

すべてのエネルギーのうち
20人が80%を使い80人が20%を分けあっています



前置きが長くなりましたが、石油を買えない恐怖ということで、石油依存度を25%にした日本はどーなるんでしょう?
※天然ガスも外国依存なので石油と同意

石油と天然ガスでの発電は、約40%です。したがって、強制的に2割の節電をさせられます。

さらに、自動車は今の半分しか走らせません。これが日本経済に与える影響は計り知れません。雇用と流通が死にますね。


脱原発派は「今まで通り石油が買える」っていう保証をしてくれるのでしょうか?
それとも、日本が石油利権を勝ち取るための戦争に自ら参加してくれるのでしょうか?

日本の原発利権が頑張ってるもんじゅのプルサーマル計画に賛成する気はないのですが、プルサーマルという「自前で調達可能なエネルギー」という技術をまじめにがんばってもらえないのでしょうか?

話はそれますが、中国で高速鉄道が開通したみたいですが、これに携わった技術者は「ぜーったいっ、乗らねー」と言ってます。もんじゅの技術者が自殺(他殺?)しちゃう現象を思い出しますね。

彼れは何を墓場まで持っていったのでしょうか?


本当に石油が買えない恐怖をまじめに考える時が今なんです。
買えなくなってからでは遅すぎます。
せっかく、国全体が節電について考えてるのに、電力とエネルギー問題は同じでしょ?

福島の原発事故の影響で東京ガスの「ガスで発電」というボッタクリ機器が飛ぶように売れてるみたいです。日本の公共料金でお話ししたとおり、「世界一高いガスで発電」して何が嬉しいのでしょうか?


あ〜あ、何もかもダメな方向へ全力疾走してるな〜
誰か、明るい話題をください。

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