2012年3月22日木曜日

超美人100人だって、いずれババァ100人だ。旬は逃すな。

これは、エアマスターというマンガの名台詞です。



これは、公務員の新卒採用4割カットする民主党政権に向けた言葉です。早い話が、企業の高齢化は企業の弱体に繋がります。平均年齢ランキング(上場会社 社員10,000人以上)を見たんですが、パナソニックって平均年齢が44.3歳なんですね。家電という参入障壁の低い分野の会社でこの競争力の無さがあれば、7000億円の赤字もナットクですね。

想像してください。

あと15年で定年をむかえる人が半数です。

・もってるスキルは3流以下
・50歳までは出世競争(社内政治で大忙し)
・55歳からは定年までしがみつく打算

私はIT関係に10年ぐらいいるんですが、この競争の激しい分野で年功序列は通用しません。日本の40歳以上のITエンジニアの 98%ぐらいは使い物になりません。これが現実です。このだれでも分かる現実に経団連もようやく気づきました。

経団連「終身雇用(定期昇給)にメリットがないことに気づいたのでやめます」

まぁ、こんな感じです。

サッカー日本代表の平均年齢は未来永劫20代でしょうね。これは、競争の渦中に存在する集団の典型的な例です。こないだのワールドカップでイタリア代表は世代交代に失敗し、36年ぶりとなるグループリーグ敗退。1勝も挙げられずに大会を去るのは、17回目の出場にして初のことみたいです。。。
イタリアは前回の2006年のワールドカップで優勝したのに。。。

かつてのビックネームがいつまでもその実力を保てないことの分かりやすい証明です。


《日本人の平均年齢推移》

・1960年………28.5歳
・1970年………30.5歳
・1980年………33.5歳
・1990年………37.0歳
・2000年………41.5歳
・2005年………43.1歳
・2009年………44.3歳
・2020年………48.0歳(予測)
・2030年………51.2歳(予測)

戦後日本の"旬"はいつだったのでしょうか?
平均年齢50歳の日本は世界と競争ができるのでしょうか?

日本はかつて世界経済でビックネームでした。その頃は平均年齢が若くて、人口形成がピラミッド型で、人口増加に伴い内需拡大し、プラザ合意前なので他の先進国に比べ平均給与が低かった時代。

あの頃の日本はさぞかし美人だったんだろーなー


"旬"が終わってババァになっても、そのババァは自分の子供の将来に期待ができます。
子供のいないババァって、何を期待すればいいのでしょうか?

それは若者の失業率の高い国について絶望するのと同じだと思います。

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