2010年7月3日土曜日

選手と監督、社員と社長

ということで、昨年度の役員報酬のランキングが発表されました。


順位企業名人名肩書き報酬額
1日産自動車カルロス・ゴーン社長8億9100万円
2ソニーハワード・ストリンガー会長兼社長8億1450万円
3大日本印刷北島義俊社長7億8700万円
4東北新社植村伴次郎最高顧問6億7500万円
5武田薬品工業アラン・マッケンジー前取締役5億5300万円
6信越化学工業金川千尋会長5億1700万円
7双葉電子工業細矢礼二最高顧問4億7726万円
8日本調剤三津原博社長4億3500万円
9セガサミーHD里見治会長兼社長4億3500万円
10富士フイルムHD古森重隆社長3億6100万円
11SANKYO毒島秀行会長3億3000万円
12ビー・エム・エル荒井元義(故人)前会長3億2100万円
13エフピココマツ安弘会長3億2000万円
14プリヴェ企業再生G松村謙三CEO3億1965万万円
15高砂熱学工業石井勝(故人)前会長3億1300万円
16コーセー小林英夫前取締役3億0700万円
17野村HD渡部賢一社長2億9900万円
18コナミ上月景正会長兼社長2億9600万円
19AOKI HD青木拡憲会長2億9300万円
20フェローテック賀賢漢常務2億8208万円
※朝日新聞(2010年7月1日10面)
※報酬額:基本報酬+ストックオプションなど


どの企業でも、社長がイチバンの供給取りです。

なぜ?

それはね、自分で自分の給料が決められるからだよ。

という、すばらしい社会主義のシステムが企業内で社会実験されています。


今開幕している、ワールドカップで私はアルゼンチンを応援しています。それは、監督がマラドーナだから。

私は、ワールドカップに選手で出場することはできませんが、監督ならできるとおもってます(ウイイレ得意だよ)。選手の場合は技術や体力的に無理ですが、監督は支持(文句)を出すだけなんで私の得意分野です。

私のような考えの人は多いことでしょう。

言い換えると、

「社長ならできます!(キリッ」


はたして、企業という組織は社長がイチバンの高給取りでイイのでしょうか?

選手は低価値だという認識が正しいとすれば、だれもキツイ練習をしなくなります。そして、「あーでもない、こーでもない」という口八丁のスキルを皆が練習します。

私は、プロ野球をたまに観に行きますが、選手がプレーしてるところが観たいんであって、監督の采配を観たいっておもいません。(みんな、そーですね。)


「選手を褒めてくれ」

っていう監督の言葉をよく耳にしますね。
この言葉が心に突き刺さるのは、給料が、選手>監督だからです。

「社員を褒めてくれ」

って言う言葉がウソ臭いのは、給料が、社長>社員だからです。


本当の資本主義(実力主義)を目指そーと思ったら、プレーヤーが高給取りになるはずです。


そんなこんなで、アルゼンチンをには是非とも優勝して欲しい。

そして、「優秀な選手がいれば勝てる」ってことを証明して欲しい。

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