2011年4月10日日曜日

東電は倒産させたほうがいいのか

東電の資産は約13兆円です。負債は10.5兆円です。なので純資産は、2.5兆円です。

2.5÷13=19%

東電の自己資本比率は約20%の企業です。

低い〜

そんでもって、今回の原発事故での負債は約10兆円って言われてます。なので、約20兆円の負債を抱えることになります。これは、俗にいう、債務超過です。なので、債務超過を逃れるために7兆円の負債を10年(甘甘見積もり)で返します。

負債:7兆円
利率:2.5%
期間:10年

↓↓↓↓↓

1年間の返済総額:約8000億円

東電の1年間の売上が約5兆円なんで、

8000億÷5兆=0.16

16%の電気料金の値上げがひつようになります。

早い話が、東電の負債は東電ユーザーの負債

電気料金の値上げは増税みたいなものなので、当然ながら東京圏の景気は低迷します。そんな東電を延命させてなにか良いことがあるんでしょうか?
仮に残したとしても、この会社が二度と原発を作ることは出来ず、現在の原油高に対してなんの免疫も持たない会社になってしまいます。


日本の未来の子供たちは、政府の莫大な負債や、少子高齢化のための老人負担や、電気料金値上げと言う名の増税を背負ったみたいです。

日本政府は破綻しないために増税をするみたいですが、返済プランはあるのでしょうか?


「死に体」の東電や政府を延命させることは日本の負債を延命させることになります。


財政破綻や倒産の何がイケナイのかが分かりません。日本低迷の根本原因は社会の新陳代謝ができなかったことに他なりません。「既得権」と言う名のクソ制度は競争力を低めて、ひいては社会全体に負債を背負わせます。

本当に未来の子供のことを考えるなら、子ども手当じゃなくて、負債を背負わせない方法を実施すべきじゃないのでしょうか?

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