2011年11月5日土曜日

救えるギリシャ、救えない日本

ギリシャをはじめとする地中海側の困った国々(イタリア、スペイン)のひとたちはシエスタという習慣があります。

シエスタって早い話が、昼食後のお昼寝(2〜3時間)のことだよ。

勤勉だと言われてるドイツ人やイギリス人は週40時間労働(40時間よりも少ない)の人が95%ぐらいです。ギリシャ人にいたっては、シエスタ込みで週40時間労働と言われてます。基本的にEUの動労時間に昼食やシエスタが含まれるので、日本の労働時間(サービス残業込み)とは比較対象になりません。

これ重要なんでなんども言いますね。

過労死するのは日本人だけ!

ギリシャ人の一人頭のGDPが約30,000ドルです。
※28,496(2010年IMF調べ)

1日8時間労働のうちシエスタが2時間として、シエスタ比率25%です。

シエスタをやめるだけで、20%ぐらい収入が上がったら、一人頭のGDPは6,000ドルぐらい上がります。その半分を税金にしたら、5年ぐらいで政府のGDP比債務が100%以下になります。



個人的にはギリシャと日本の政府債務ってこんな感じに思えます。

ギリシャ:ほんとは美人なんだけど努力も化粧もしないからブス
日本:化粧、整形しまくってもブス


日本は財政再建のために増税すると言ってます。過労死するほどの国で増税。増税すれば、日本政府の財源である貯金額が減ってしまいます。

増税は過労死と国債の財源枯渇のダブルパンチ

おまけに消費税の増税なんで消費低迷のトリプルパンチ

クソ労働環境は悪化するわ、税金UPで貯金は減るわ、商品は売れないわ。。。

さらに世界史ではじめての人口を減少させながら少子高齢化(労働人口が減って老害が増える)へ突入していきます。


「お昼寝やめてよ、ギリシャさん」

「労働者は公務員と老害のために死んでくれよ、日本さん」



救えるのはどっち???

1 件のコメント:

  1. ギリシャ人はお昼寝をしますが、その分、夜間に働くので、労働時間は日本人より長いんです。

    昼寝をやめて、夜間労働もやめて、日本人並みの労働時間になったら、労働時間はかえって減ってしまいます。

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