2012年1月9日月曜日

ユーロ圏じゃないハンガリーオワタ

ユーロを導入していないハンガリーの国債の利回りが上昇し10%を超えました。

理由の一つとして「中銀法」の改正があるみたいです。これは、中央銀行の独立性が保てない法律が可決したためハンガリーの通貨に対して信用がなくなり、ひいては国債の価値も低くなりました。

日銀が国債を直接引き受ければいい!

という戯れ言をよく耳にしますが、どの国の中央銀行も「通貨と物価の安定」というのが、中央銀行の使命です。日銀の場合は、「もっと金を刷れ」という戯れ言をいわれてますが、その「刷った金」は国民に回ってくるのでしょうか?

日銀がお金を貸すのは銀行です。(日銀は銀行の銀行)
仮に銀行へお金が回ったとして、銀行がお金を貸すのは日本政府だけです。そして、そのお金は国債となり公務員の給与と老人の福祉に消えてしまいます。

これじゃあ、消費が低迷するわけです。


ということで、正しい国債の返し方を教えます。

GDPを上げながら、借金を返す

とにかく、国の経済が大きくなることが最優先課題です。貧乏になりながら借金を返すのはほぼ不可能です。


結局、ハンガリーの例を見ても分かるように、「日銀の直接引き受け」みたいなことは反則技です。これは国債の価値を低下させ国債を投げ売りを誘発します。

簡単な話ですが、みなさんはお金をどんな人に投資したいですか?

成長する人

ですよね。


とりあえず、ハンガリーという先輩が仲間に加わりましたね。ギリシャはユーロを離脱してドラグマにもどせとかという、小手先の方法では借金を返せません。これは自信を持って言えますが「無税国家は成立しません」。

まっ、とにかく、経済を成長させるために、

税金を下げて
インフラコストを下げて
福祉みたいな捨て金を少なくして
公務員みたいな金食い虫を少なくする


ことが重要です。


ちょうど今の日本と逆の政策をすればイイんです。

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