環太平洋戦略的経済連携協定(Trans-Pacific Strategic Economic Partnership Agreement, TPP)に関しては、その賛否を含めてマスメディアやブログで盛んに議論されている。経済を多少なりとも勉強した人ならTPPに反対する人はいないだろう。自由貿易は双方の国の国民にとって有益な結果をもたらすことは、比較優位の原理とともに国際経済学が教えるもっとも基本的なことだからだ。
重要な部分を赤字にしときますね。
ということで、TPPが環太平洋っていっても、
なぜ、中国が入ってないんだ!
ここがTPPのミソです。
年 | 開催月 | 回 | 開催国 |
---|---|---|---|
2010年 | 3月 | 第1回 | オーストラリア - アメリカなど4カ国が参加表明 |
6月 | 第2回 | アメリカ合衆国 | |
10月 | 第3回 | ブルネイ - マレーシア参加表明 | |
12月 | 第4回 | ニュージーランド | |
2011年 | 2月 | 第5回 | チリ |
3月 | 第6回 | シンガポール | |
6月 | 第7回 | ベトナム | |
9月 | 第8回 | アメリカ合衆国 | |
10月 | 第9回 | ペルー |
これに日本が加入すると、、、
日本とアメリカだけで、90%のシェアになります。
もう一つのTPPのミソは、
貿易関税については例外品目を認めない形の関税撤廃をめざしている。
これでお分かりですよね?
このTPPは、アメリカが日本へ輸出をしたいだけの条約です。
日本の輸出産業は現地生産モデルになってます。ホンダ自動車は8割、トヨタも6割が現地生産です。なので、現地で労働者を雇い、現地で法人税を収めます。そんで、工業製品の貿易関税は今となっては意味が無いものになってます。
一方、アメリカはオバマが輸出拡大政策を掲げています。そして、ドル安にして農産物を日本へ直撃させようと菅総理に「鎖国か開国か」って言って、TPPに日本を加入させようとしています。
これがTPPの罠です。
中国はTPPには絶対入りません。というか、入れません。アメリカと関税なき貿易をしたさいに、中国の製品がガンガン輸出されアメリカは為す術がありません。中国はアメリカから輸入するものが無いので、アメリカが中国のTPP加入を阻止するでしょう。
私は日本の農業が嫌いですが、それでも損するだけの条約を結ぶことはもっと嫌いです。日本人がどれだけ頑張っても、世界からカモにされたんじゃ勝ちっこありません。
金融日記の作者は、このTPPが日本とアメリカの関税撤廃条約であることを理解してるんでしょうか?
彼はアメリカを保護する投稿をしたらなにか貰ってるのでしょうか?
なので、いちおう英語でわたしも言っときます。
If you give me something, I'm gonna write an advantageous entry for you.
(なんかくれたら、あんたに有利な投稿しまっせ。)
如果你給我的東西,我會寫有利的項目適合你。
中国語でも言ってみるテスト。。。
といいつつも、日米修好通商条約を撤廃させた明治の志士たちのことを思うと、10万円ぐらい貰わないと何も書きません。
それができないなら、1万円でもいいお。
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