2011年8月21日日曜日

特別会計は安泰なのか

母屋(一般会計)でおかゆを食っているのに、離れ(特別会計)で子どもがすき焼きを食っている by 塩じい

簡単に一般会計と特別会計の違いについて、

一般会計:毎年80兆円ぐらいの出し入れ
特別会計:200兆円あるが毎年、出し入れしない


特別会計は年金やガソリン税みたいな、収入源と使い道がはっきりした予算です。この特別会計は官庁の支配下で運営され国会議員が口をはさむことが難しいので、官僚たちの財源になってます。

しかし、基礎年金の半分は税金を投入しないとやっていけません。これは、一般会計の予算を特別会計に注入しないといけないってことです。特別会計の中で特に福祉は収支が厳しく今後は税金の注入が増えることが容易に想像できます。(少子高齢化)

そんなこんなで、私はいろいろと考えるわけです。。。

「日本の政治家は抜群にアホだけど、官僚主体の政治って成り立つのだろうか?」

政治家:一般会計
官僚:特別会計

どーかんがえても、答えは「No」です。

日本の政治家に特別会計を触れささないとしても、結局、一般会計が崩壊したら年金制度が壊れて、公務員の給与が払えなくなります。給与を貰わずに官僚たちが働くとは考えられません。

一般会計と特別会計はコインの表裏

特に一般会計はコインの表側なので、優先事項は一般会計です。
結局、官僚たちが自分たちのテリトリー(特別会計)だけを守っても意味がありません。

一般会計が崩壊するのは早くて2年後です。かたや、特別会計の年金制度が崩壊するのは10年以上先です。近い将来、特別会計の「公的年金預り金:130兆円」を一般財源化するんでしょうね。

以前に、日本政府の資産でお話ししたとおり、日本政府が資金に困って手っ取り早く使えるのは「公的年金預り金」です(韓国みたいだね)。米国債に手を出しても借金が残るだけだし、アメリカに怒られるし金利収入が入ってこないしと優先順位は「公的年金預り金」の次です。
※民主党の原口(マジ◯チ)が、言ってた「埋蔵金90兆円」は見つかりません。

日本の場合、「政治家よりも官僚の方が優秀」なんだけど、結局、国民が選んだ政治家によって特別会計も壊されるんでしょうね。


まっ、我々の代表である政治家がアホなんだから日本国民もアホなのかもしれません。

なんだかんだ言ったって、日本は「政治主導」なんだな。。。

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