2010年7月6日火曜日

相続税を上げろ運動

ということで、相続税が上がるかもしれません。

「金持ち三代続かず」

これは、中国のことわざです。中国の歴史は激しいターンオーバーの繰り返しで、歴史が変わるときには皇帝を殺したりします。日本の天皇陛下は、ここ1000年で2回しか滅亡の危機がなかった気がします。1回目は、南北朝のときで、2回目は太平洋戦争のときです。それでも、2600年も続いてきました。

おなじ皇帝なのに、大きな差ですね。

おっとイケない、わたしのような小市民が皇帝と比較しても意味ないですね。


話を戻すと、相続税が上がるのは大賛成です。

「所得税を取ったあとで、相続税を課したら2重課税だ!」 by 竹中平蔵

ダウトーーー!

その理論が正しいなら、「所得税を取ったあとで、消費税を取るなよ!」


結局、所得税反対ってのはこれぐらいしか理由がありません。
「金持ち蔑視だ」みたいな、資本主義に反するって考えはそもそも、間違えてます。

一代で財を成した、ビル・ゲイツやG.Mのジャック・ウェルチ会長は、「人は皆平等であるという理想からすれば、相続発生時には財産の3分の1程度を相続税とする方が健全だ」って言ってます。


だいたい、相続税に反対する人って、東アジアの元首相みたいに「タナボタで材を成して、脱税しようと躍起になってる人」ぐらいのものです。

そして、もう一つ、同じく東アジアの半島の北の最高権力者みたいに、親子孫で三代も権力の相続をした一族ですか?


皇帝のような特殊な存在以外の人は、いちおう平等なんだから、ターンオーバーしようね。
それは、経済成長にも繋がるんだからね。


「貴族に生まれついたというだけで、神にでも選ばれたつもりか?」 by グリフィス(ベルセルク)


既得権の横行した時代は、いつも腐ってますね。

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