2011年5月23日月曜日

景気が悪くなると国債が買われる

震災の影響で日経平均が絶不調です。それと相対して国債が絶好調です。今日の10年ものの国債金利は1.14と低い数値になってます。

「景気が悪くなると国債が買われる」

ってのは、投資では当たり前の現象です。

1.株が下がった

2.損切りしなきゃ
→売り

3.紙幣を持ってても、金利が付かないのでなんか買おっと

4.安全な国債でも買っとくか


そして、国債が買われすぎると金利がさがる(金利みたいなプレミアムを上乗せしなくても売れる)んで、ローンが組みやすくなります。そうなると、今後は投資が増えて株価が上がるってのが、投資のセオリーです。

前回の国債の入札割れは2006年でした。(たぶん、うるおぼえ)
このときは景気が良かったんで、投資の向き先が株や不動産です。中国は景気が良いので入札割れの連発です。

国債が買われるのって、景気が悪い証拠だよ

日本は20年間景気が悪かったんで、国債が買われ続けて今では世界一の借金大国になってしまいました。日本は、「国債バブル」の真っ最中なう。

逆に、

「景気が良くなると国債が売られます」

が、

国が財政破綻しかけると国債が売られます

国債が売られるパターンはこの2つです。


今の日本の国債が買われるのは、単に「景気が悪いから」って市場が判断しているんだと思います。市場っていうか、日本の金融機関だけですがね。(日本国債は外人に不人気)

日本は国債が発行できないと、予算が組めません。税収以上に国債を発行して予算を組んでるんで、国債の入札割れは日本の社会制度の崩壊を招きます。


景気が悪くてよかったね。

公務員と老害のみなさん。


株価が下がって喜ぶのは空売りのヘッジファンドだけじゃないんだね。

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