2011年5月3日火曜日

JALや東電から見る日本の将来について

東電社員「東電は国民を見殺しにしている」と退社し海外移住

東京電力を後にする人も出始めている。ある東電社員は、3月いっぱいで東電を辞め、海外に移住するという。退社前の挨拶回りを受けた人によれば、その際、「東電も政府も、原発事故の恐ろしさを公表せず、国民を見殺しにしている。自分は海外に逃げる形になるが、せめて自分が関わった方々には、この気持ちを伝えたく、こうしてご挨拶に来た」と語っていたという。
こうした一部の例外を除く大多数の社員は、退社など考えもせず、「真夏の東京大停電」回避に向けて走り回る日々を送っている。だがその一方で、将来への不安も当然、頭をよぎる。
「若手社員の間では、東電はつぶれる、もうおしまいって話で持ちきりですよ」(20代男性)
「子供がいて、家のローンが残っている社員は大変ですよ。みんな表だってはいいませんが、親しい人だけで集まれば、カネの不安を口にします。給料は半分になるかもしれない。いや、半分で済めばまだいいかも……」(50代男性)

みたいです。

海外移住を選択した人って、若い人なんでしょうね。反対に(50代男性)は、しがみついてますね。

なぜ?

本当に価値のある人なら、非国民扱いされる会社から離れても給料が変わらないはずです。しがみつく人って十中八九、転職ができません。
JALの早期退職って、若い人と旦那がしっかりしてる人(玉の輿スッチー)が応募して、おばちゃんスッチーや会議ばっかりしてるオッサンみたいな老害がしがみついてるみたいです。

日本はその「しがみつく人」によってマネージメントが行われています。価値のない人が船頭になって舵取りをしてもイイ事がありません。ダメな人間ほど「既得権」に寄生して社会のイノベーションを阻害しています。

芥川龍之介「蜘蛛の糸」みたいですね!

日本は近い将来、この「蜘蛛の糸」が大規模に見られます。
公務員や独占企業みたいな、国に100%依存しているところは、国という蜘蛛の糸に必死にしがみついてます。

しかし、この話のオチは「蜘蛛の糸が切れましたとさ」です。


話は変わって、日本の製造業ですが工場の海外移転は大々的に報道されてますが、技術者の海外転職も多くなってるみたいです。愛知でEV自動車を開発してる技術者の多くが中国企業へ行ってるみたいです。この現象は昔の家電メーカー技術者の韓国企業への転職に似ています。結果、サムソンに勝てる日本企業はなくなりましたとさ。

サムソンへ渡った日本人技術者ってリストラされた人なのに。。。


日本は年金にしがみつく老害や、既得権にしがみつく老害や、税金にしがみつく公僕みたいな人が「蜘蛛の糸」を独占しようとする世の中になるんでしょうね。

あっ、そうそう、言い忘れてた。

蜘蛛の糸にしがみついててる人って罪人なんだって。

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