2010年6月2日水曜日

ホリエモン「まともな人は起業しないよ」

ふと考えてみた民主党の過剰な労働関係規制について

公開会社法の制定問題や派遣法の改正(改悪)問題など、社会民主主義的路線を驀進中の民主党であるが、これによって私をはじめとした経営者の多くは懸念をいだいているのはご存知の通り。しかし、すでに大量の社員を抱える会社のオーナー社長はいざしらず、私のように会社をクビになったり、うまいことバイアウトしてそれなりの資産を持っている者は、今の日本の状況だと再び会社を作り雇用を創出することなど、あまり考えないだろう。

だって損なんだもん。一生懸命会社を大きくして雇用を創出しても揶揄されるだけ。安い給料でこきつかってるとかね。私なんか本当にのべ数人の受付女子しか派遣を受け入れなかったにも関わらず、ほとんど正社員だけだったのに揶揄されている。
だからもう面倒なので社員は雇わない方針でいきたいなーなんて思っていたりする。

とふと思った。つまりこれは外注として発注される小さな会社が林立するのではないかと。派遣法の改悪で行き場を失った元派遣労働者や、就職にあぶれたもの、実質解雇されたものたちが、仕方なく起業するんではないかと。そうやって最初は仕方なく始めたけど、まあそこそこの会社を作ってやっていくくらいならある程度の能力があれば出来るし、何度失敗してもやり直せるので、そういう会社が林立し、結果として新しい産業が伸びてくるんじゃないかと。

んで、また派遣法などを改正すればいいじゃないかと。もちろん公開会社法は全力を挙げて阻止せねばならぬ。

私が再三言ってる通り、今は就職できなかった人がブラック企業を起業してます。
それは、Fランク大学中退社長だったり、穴掘り企業だったりと。。。

ライブドアはこれらの会社に比べたらホワイト企業です。

「とにかく世界をめざせ!」

っていう、馬鹿な呪文をホリエモンの口から聞いたことがありません。
日本で成功しないんだったら、世界に出てもあまり成功しないよ。モンゴルのような、文明開化直後の国だったら飲食店でもタクシー屋でも成功すると思うんですが、今から中国やインドネシアに行っても不発に終わるだけです。

今、日本の大企業は日本のマーケットが縮小してるので海外へ出ないとイケません。それは、仕方の無いことです。大企業でもNTTや電力会社のような日本の既得権にすがってる会社は、徐々にその規模を縮小していくことでしょう。昔に比べて新卒採用も少なくなってるしね。

これからの日本社会は、もしかしたら韓国のようにサムソンのような会社を頂点として下請け企業が薄利で商売をするんじゃないのかって思います。

ちなみにこれは、以前に私が予想したことだよ。

既得権にすがれる商売以外に就いた人は、やっぱり海外へ行った方がいいんじゃないの?


ということで、暗い話ばかりになってしまいましたが、今日、鳩山総理が辞任したみたいです。私は鳩山総理が嫌いなんだけど、寂しい気持ちでいっぱいです。鳩山総理はノムたん(盧武鉉)を超えられる人物だったのに、残念で仕方ありません(涙)

・普天間問題で日米関係悪化
・CO2詐欺、25%削減を勝手に約束
・黄砂対策、1兆7500億円の資金支援
・中国人へビザ発給基準を緩和
・子供手当で子供たちに借金
・口蹄疫拡散~放置
・郵政改悪
・公務員制度改悪
・北朝鮮を挑発
・インド洋の給油活動終了
・中国にガス田大幅譲歩…売国
・世界のリスク第五位に選ばれる

今、思っただけでもこれだけツッコミができます。


話は戻って、日本の労働問題は「同一労働・同一賃金」が出来てないことです。

これさえクリアーすれば、少しはマシな世の中になるのになぁ。。。

民主党政権が続く限りは、無理なんでしょうね。

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