しかも、2〜3割も賃金が上がるみたいです。
従業員が一致団結すれば給料UP!
日本人の賃金はG7の中で最悪です。時給に換算するともっとひどい結果になります。
「頑張れば、報われる」
って言葉は日本ではウソです。今日頑張れば、明日のハードルが上がるだけです。もちろん、給料は上がりません。日本のサラリーマンは、このチキンレースを20年に渡って実施してきました。
今となっては、世界最悪の労働環境になってますね。
私がよくネタにする、日本電産の社長は「他の会社が8時間がんばるなら、うちはその倍がんばる。それは、営業が訪問する回数は他社の倍こなすということだ。」って言ってましたが、この理論は破綻しています。
1日は24時間です。
日本のサラリーマンが平均12時間働いたら、日本電産の社員は家に帰れません。
そして、24時間働いて他の会社と同じ給料しかもらえません。
なんのために頑張ってるの?
今、日本とドイツのような貿易黒字がでる国は、「内需拡大しろ」って非難されてます。(中国には怖くて言えない)
日本でストライキを起こすことで、平均賃金が上がって、平均余暇がふえて、内需が拡大します。
いいことずくめじゃないですか!
世界一頑張っても、「もっと頑張れ」って言われる事に対して疑問を抱いてください。
そもそも、GDPはお金で計算するので、ものが高く多く売れたらGDPは上がります。そこに生産性は関係ありません。だいいち、モノ余りの日本で生産性を高めても、不良在庫が増えるだけでしょ。
奴隷は、奴隷の境遇に慣れ過ぎると、驚いた事に自分の足を繋いでいる鎖の自慢をお互いに始める。 どっちの鎖が光ってて重そうで高価か、などと。そして鎖に繋がれていない自由人を嘲笑さえする。 だが奴隷達を繋いでいるのは実は同じたった1本の鎖に過ぎない。そして奴隷はどこまでも奴隷に過ぎない。 過去の奴隷は、自由人が力によって征服され、やむなく奴隷に身を落とした。 彼らは、一部の甘やかされた特権者を除けば、奴隷になっても決してその精神の自由 までをも譲り渡すことはなかった。 その血族の誇り、父祖の文明の偉大さを忘れず、隙あらば逃亡し、あるいは反乱を起こして、労働に鍛え抜かれた肉体によっ て、肥え太った主人を血祭りにあげた。 現代の奴隷は、自ら進んで奴隷の衣服を着、首に屈辱のヒモを巻き付ける。 そして、何より驚くべきことに、現代の奴隷は、自らが奴隷であることに気付いてすらいない。 それどころか彼らは、奴隷であることの中に自らの唯一の誇りを見い出しさえしている。 (リロイ・ジョーンズ 1968年、NYハーレムにて) |
プライドの高い中国人は、奴隷になることを拒むみたいですね。
勝間本の「給料が10倍にアップする方法(効率良く仕事すれば、生産性が10倍になる)」は、間違いなくデタラメです。日本は雇用が硬直化してるので、サラリーマンのうちは、1年で10%アップすれば良い方です。ベース給与はアップしても、残業代を考えると逆に下がります。
アメリカでも、実現不可能です。
勝間さんはサラリーマンと経営者の違いが分かってないみたいですね。
ヨーロッパの給与が日本よりも高いのは、ストライキを起こしたり、産業別の大きな労働組合が有ったりするためです。
「がんばれば報われる」ってのは、正しいの?
世の中には、「誰かにとって都合のいい常識」が存在します。
「ストライキは悪」って日本人は常識として信じてますが、誰にとって都合がいいんでしょうね?
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