ゴミ屋敷は他人事じゃない

これはひどい…海外の学生「ゴミ屋敷の画像くれ！！！」　← ググレカス

きたね～！

ゴミ屋敷の主人は、ゴミを集めているわけじゃないみたいです。
彼らに言わせると「必要だから取ってあるんだ」と言います。

私にとってはゴミでも彼らにとっては必需品みたいです。

この現象は他人事じゃありません！


私はエンジニア経験があるので、サーバーのデータ保持の取り扱いには頭を悩ませました。

「いつか使うかもしれない。。。」

ということで、10年以上も使われないデータが山のようにある会社がいくつも存在します。写真はかさばるから、データで保存って考えは、問題の先送りに過ぎません。
データも当然ながらかさばります。

最悪なのは必要なデータがトップに出てこなくて、検索に時間が掛かることです。

自分の携帯のメモリーは直ぐ消すくせに、他人（自分の会社）のメモリーを消さないのはアンフェアーです。


もっと最悪なのがログです。

「ログなんてアクセスログとエラーログだけで十分だ！」

パフォーマンスログやSQLのトレースログなんていつ使うの？

ログ出力はマシンパワーを要します。
「ログを書きたいよ～」ってタスクが順番待ちをしています。そして、ログが書き終わったら必要な処理を実行します。なので、ログの多いシステムは処理速度が低下します。

私は、1アクセスで1000バイト（1K）ぐらいのログを吐くシステムを見たことがあります。
当然ながら、処理速度は残念なほど遅いです。0.001%の確率で使われるかもしれないログのために、絶対に必要な処理が迷惑を被っています。

ゴミシステムです。

電話会社を例に例えると、「何時、誰が、誰に、何秒間、電話した」っていうログだけで十分です。通話内容までログ出力をしているシステムが多すぎます。
通話内容まで欲しい場合は、必要な時にログ出力をしましょう。

常時ログ出力するな！

要件定義で必要なログを精査するんじゃなくて、不必要なログを精査した方がいいんじゃないのかって思います。必要なログから精査した場合、「なんでもかんでも必要」っていうゴミ屋敷の主人のような人が多すぎます。


ファイルサーバのデータも1年おきに、使わないデータは別のHDDへコピーしましょう。
そして、いつか捨てましょう。

「捨てる美学」を身につけましょう！