若者に起業を勧める嘘つきな大人たち
(抜粋)
「不況で就職出来ないなら、起業すればいい。」みたいな文章を見かけることがありますが、こういうことを言う人は嘘つきか、バカか、無責任な人だと思うのですよ。
そもそも、社会人経験も資本金も無い人が、商品を作って、広報をして、売り上げをあげて、、、みたいなことをするのは、かなり難しいのですね。
10年前のIT業界みたいに、需要はあるけど、業者がそこまで多くないという時代であれば、ITの知識はあるけど、商売に関しては、よく知らないという若者でも、仕事が降ってきたので、なんとかなったと思います。
しかし、現在は、ITの知識もあって、商売の知識もあるという会社はごろごろしています。
しかも、知識も経験もある会社でも仕事が無くて困ってたりするので、素人がいきなり参入しても失敗する確率はかなり高いです。
んで、楽に儲かりそうな分野は企業が手がけたりしてるので、素人の出番があるとすると、マルチ商法みたいなやつとか、会社だったらやろうとしないようなモノぐらいなんですよね。
という現状を踏まえて、若者に起業を勧める人を分類してみます。
・現状の社会を良く知らない、社会経験の足りない人
知りもしないのに、偉そうなことを大言壮語するタイプ。
学校の先生とか、ライターとか、その業界で働いたことが無いのに、根拠の無い思いつきを事実のように話す人。
自分で働いてるわけではないので、起業して成功した人の話を聞きかじって、起業の成功率が高いと思い込んでいる頭の悪い人。
・会社員・公務員など、事業家ではない社会人
自分では信じていない事実を、面白おかしく言いたいだけなタイプ。
起業して、お金を稼ぐよりも、会社員のほうが安全というのをわかって会社員を選んでるにも関わらず、他人には起業を勧めるという無責任な人。
起業したほうが、上手くいくのが事実なら、既に起業してるはず。
・起業を勧める事業家
モノを売るときに、長所だけ喧伝して、短所を隠す、信用できないタイプ。
コネも資本もない若者が出来て、利益が見込める事業なら、事業家は既にその仕事を手がけているはず。手がけないのは、それなりの理由があるからだけど、それを伝えない人。
好景気に起業を若者に勧めるのは、アリだと思いますけど、不景気に勧めるのは、上記みたいな人が多いので、気をつけてくださいね。。。と。
(おわり)
Spot on!!!(その通り)
私も学生時代に会社を起こしましたが、あれは運が良かったんです。あの頃はエロサイトも出会い系も少なかったんで儲かりましたが、今は儲かりません!
進学すればイイことがあります。
スキルを身につければイイことがあります。
起業すればイイことがあります。
っていうのは、ぜーんぶ、ウソです!
既得権にぶら下がれる大企業でも倒産の危機に面している日本で、起業して成功するヤツなんて1%ぐらいです。日本は先進国一、モノを売るのが難しい国です。
ユー、生活保護を貰っちゃいナよ!
「これから生活保護を考えてる方は、一人で行かずに近所の市会議員に相談したほうがいいですよ。議員も票になるから、熱心にやってくれますよ。弁護士も紹介してくれますしね。いろいろ利用しましょう。」
日本国籍が無くても生活保護が貰える国なんだから利用しちゃえよ。
会社は運転資金が必要です。せめて生活保護を運転資金にして起業しましょう。
衰退している日本で希望を見つけるのは至難の業です。
ちなみに、財政破綻がおこればこーんなにイイことがありますよ。
年金制度が破綻して、銀行の預金封鎖、公務員(ゴミ)の大量リストラ、お金の価値が暴落して物々交換の素晴らしい国になります。
何が素晴らしいかって?
下克上が起きるんですよ!
良い言い方をしたら、「本当に必要なものが残る」ようになります。
老害、公務員、在日、金融、無能なオッサンのように非生産的なモノは自然と無く(亡く)なります。
今の日本は、緊急医療の際に若者よりも老人や犯罪者を先に救命してます。
ひろゆきのブログのお陰で「起業のススメ」なんて言ってるヤツにはロクな人がいないって事が理解できました。
少なくとも、起業して失敗した時のセイフティネット(生活保護)の案内を本のあとがきにでも載せて欲しいものですね。
前にもお話しましたが、シリコンバレーの社長は2、3回ぐらい起業に失敗してます。
日本の社長は何回失敗できるのでしょうか?
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