2010年3月31日水曜日

景気が良くなる前にやっておくこと

日経平均が本格的に10,000円を超えて、業況判断指数(DI)も4四半期連続で改善しています。もし、現在の流れが本格的な景気回復ならば、大手企業の統廃合の準備をしておいた方がいいと思います。

高島屋と阪急阪神百貨店や、キリンとサントリーのような企業合併が失敗に終わったのは、不景気のタイミングで実行したからだと思ってます。

「悪い時期にデキの悪いもの同士が仲良くできるはずが無い」

醜いポストの奪い合いばっかりしてたんでしょう。。。


現在の景気回復のペースが持続するなら、2,3年後を目処に統廃合が出来る準備をしておいた方が賢明です。
日本企業は国内で熾烈な削り合いをして、海外に進出するからどーしても韓国のような国内独占企業に水を開けられてしまいます。

しかし、韓国のように国内価格が海外価格(国内>海外)よりも高かったらたまったもんじゃありません。
なので、大手企業は2~3社ぐらいにして欲しいですね。

自動車やテレビなんかは、5社ぐらい日本の大手企業がしのぎを削ってます。
製鉄や半導体は一社でもいい気がします。
※新日鉄とJFEのような大手が2社あるのは日本だけ


当たり前なんだけど、景気の悪い時期になにをしても上手くいきません。
「不景気はチャンスだ」ってのは、仕込み時期です。勘違いしないよーに。


ただし、民主党政権が続く限り、今回の景気回復は本当に「雇用無き景気回復」になります。これだけ雇用規制したら、企業も怖くて人を雇えません。

第11弾 ダービーに学ぶ就職氷河期の前後における学生の待遇

この現象は、神話として語り継がれるでしょう。

0 件のコメント:

コメントを投稿