2010年5月30日日曜日

FRBの断末魔

バーナンキが日銀の白川総裁と会談をしたみたいです。

バーナンキ「金融改革の着手にあたっては、今回の危機で強さが証明され、世界経済の将来の安定と繁栄に引き続き不可欠である中央銀行の特性を維持し、守ることが重要だ」

米国では政策金利決定における中銀の独立性を侵害し、経済と金融の安定性を低下させかねないと同議長が指摘する法案が提出されている。


そもそも、中央銀行って誰の為にあるのでしょうか?

中央銀行はその国のお金を発行することができる唯一の機関です。

もちろん、国民の為にあるのが中央銀行です。


FRBは紙幣を印刷する
 ↓
ドル紙幣をアメリカ政府に「レンタル」する
 ↓
ドル紙幣には数%のレンタル料金が課されている
 ↓
この 「レンタル料金」は米国政府の収入にはならず、FRBの経営者個人の懐に転がり込む


世界中でドルを使えば、FRBの収入になります!


こんなバカな話をいつまで続けるのでしょうか?

FRBは、現在でも「民間の私的法人」です。FRBの株主は、JPモルガン・チェースとシティ・バンク等であり、この銀行で53%近くの株を所有していると言われています。

ユダヤまる儲け!

個人的にはFRBは解体の道を突き進むんだと思います。今回のリーマン・ショックで「アメリカの金融が優れてる」って思う人はもういないでしょう。
さすがのアメリカ人も、本当の敵に気づいてるからFRBの弱体化を法案として提出したんだと思います。

20世紀型の「お金で支配する」って方法は、先進国の立ち直ることのできない財政赤字で崩壊することでしょう。実際、先進国通貨は「下げ合い」を繰り広げ、日本円が円高になってるぐらいです。。。

しかし、お金は便利な単位です。

先進国通貨が信用できなくなると、どんな単位を使って資産価値を査定するのでしょう?


21世紀型の経済の道筋を明示した人物は、まだ現れておりません。

古代のように物々交換が主流になるのでしょうか?

面倒くさいですよね。


20世紀型の経済が崩壊したのに、21世紀型の経済の道筋が見えてません。
我々はこんな時代で生活しています。

なんか大きなことが起こりそうな予感がします。

「オラ、わくわくすっぞ!」

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