2010年5月2日日曜日

いい事言うぜ、ソロス

とりあえず、ジョージ・ソロスの説明から。

「ヘッジファンドの帝王」

この一言に尽きます。

中でも有名なdeal(取引)は、なんといっても、イギリスのユーロ離脱です。
イギリスは、今だにポンドが国内通貨です。これはソロスがポンドを空売りして、イギリスの赤字を拡大させユーロに参加出来なくしたためです。

他にも伝説を数多く残してます。


ジョージ・ソロスが語る世界経済と金融

私としては、世界が危機の現実を完全に消化するまでにはかなり時間がかかると思っています。問題の主たる原因は、米国にある。米国は、25年にわたって消費者が稼ぐ以上に消費した国であり、ピーク時にGDP(国内総生産)比6.5%に達する経常赤字を積み上げた国だからです。

この25年のグランドフィナーレをブッシュ政権が飾りました。ブッシュはアメリカの消費を爆発的に加速させて、アメリカは国家と個人の借金を天文学的数字まで積み上げました。

中国を新たな世界秩序、金融の世界秩序の創設に引き込まなければならないからです。中国はIMFでは、言ってみれば気乗りのしない加盟国です。つき合いはするけれど、自分たちの組織ではないから、大した貢献もしない。中国のシェア・・・彼らの議決権は国の重みに見合っていないんです。

中国は大人の国家になるべきです。

銀行システムを規制することが必要です。基本的に、大きすぎて潰せない銀行に暗黙の保証を与えたのですから、今度はその保証の履行が発生しないよう銀行を規制しなければなりません。それが規制当局の仕事です。

潰せない会社は国営にすべき!
法人が死なないなんて意味わかんない。

規制すれば、リスクを取るのがうまいリスクテーカーはゴールドマンを去って、ヘッジファンドに移るでしょう。それが彼らの本来の居場所ですよ。ヘッジファンドは自分たちの資金でリスクを取るんですから。預金でもなく、政府の保証でもなく、ね。

そうだ、ウォール街のユダヤは本来の姿にもどれ!

ユダヤにお金を預ける人も馬鹿なんですが、それに対して政府保証があるのはもっと馬鹿です。重要なので何度も言いますが、ユダヤ人は「やったもん勝ち」っていう朝鮮人と同じ基質です。


「悪人は、悪人を知る」

ってことで、ヘッジファンドの帝王はよく知ってますね。今回のソロスの発言は殆どMee too!です。90年代になってレバレッジ取引が多くなりましたが、本当に危険な行為です。FXはロスカットしますが、法人取引は信用取引なんで赤字が増えます。その増えすぎた赤字(数京円)は、世界中のお金(5000兆円)を集めても返してません。

また、ギリシャのように国家ぐるみで粉飾決算(ゴールドマンの入れ知恵)をして、取り返しの付かないことになってます。生真面目なドイツ人が出資したくない気持ちはよく分かります。


以前に大きな政府と小さな政府でお話した通り、国民のライフラインは民間がやるべきではないし、民間がやった場合、規制を設ける必要があると思います。(今回のリーマン・ショックで見に染みた)

国家の役割について考えなおすいい時期かもしてません。人類が文明を持った時期から、国家という枠組みはありました。恐らく、他の惑星と戦争しない限り、地球に国家という枠組みは存在するでしょう。

愛国心を持つってのは、メチャクチャあたりまえな発想です。

国家が違えば、税金や福祉制度が違います。
東アジア共同体みたいな絵に描いた餅を追いかける民主党はマジキチ糞野郎ですね。

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