2009年11月16日月曜日

定額給付金ってなんだっけ

皆さんこんばんわ。ウラカン・ラナです。

定額給付金についてそろそろ結論をだす時期がきましたね。
皆さんもごぞんじの通り定額給付金は、こんな感じです。

 ・日本に住所がある人。(国籍問わず)
 ・給付対象者1人につき12,000円。(18~64歳)
 ・↑以外の人は1人につき20,000円。(0~17、65~歳)

導入前は、こんな感じでした。

給付金に反対78%

導入後は、こんな感じでした。

定額給付金世帯支給率93,6%


定額給付金についてもう一つ

 ・定額給付金の受給者は、自ら自治体に給付申請する必要がある。(しないともらえない。)


ということは、、、

導入前は8割の人間が反対をし、導入後は9割の人間が賛成をしたということです。
※この定額給付金には、「給付申請をしない」という反対表明が可能なので9割の人は賛成をしたと判断していいですか?


導入前の反対意見を抜粋
1.「もっと福祉や介護などのほかのことに使っていただきたい」(30代前半・男性)
2.「1万ちょっとなんてもらっても意味ない」(20代前半・女性)
3.「いずれ税金で返さなくてはならない」(20代前半・女性)
4.「この不況では貯金する人の方が多いと思う」(20代前半・女性)

読者1,000人に聞く! 定額給付金、あなたは賛成? 反対?

ざっとこんな感じでしょうか?
それでは一つ一つ見ていきましょう。

1.「もっと福祉や介護などのほかのことに使っていただきたい」(30代前半・男性)
そのような、ご意見があるのならもらわなければ良いんじゃないですか。

2.「1万ちょっとなんてもらっても意味ない」(20代前半・女性)
そのような、ご意見があるのならもらわなければ良いんじゃないですか。

3.「いずれ税金で返さなくてはならない」(20代前半・女性)
ごもっともな意見だと思います。この定額給付金は将来の増税を意味しています。今回の給付金額の合計は2兆円になるみたいです。

4.「この不況では貯金する人の方が多いと思う」(20代前半・女性)
私も給付しましたが、銀行口座に振り込まれたため、この12,000円を何に使ったかは不明です。とりあえず申請をすればもらえるからもらいました。この意見は、返答に迷いますね。


ここで、今回の結果を数値でまとめてみます。

全体主義の人
国民全体が力を合わせて、将来の増税を阻止しようという人。制度が導入前に反対表明をしてもらわなかった人。
国民全体の割合:0.06(もらってない人)×0.8(反対意見の人)=4%

利己主義の人
これは、2つに分けましょう。

1.とりあえずもらった人。
国民全体の割合:0.94(もらった人)×0.2(反対意見を出さない人)=18%
ここに私は含まれます。

2.反対なのにもらった人。
国民全体の割合:0.94(もらった人)×0.8(反対意見を出した人)=75%
この人たちっていったい。。。

その他の人(社会に興味がないひと?)
国民全体の割合:上で合計をした人以外=3%

こんな感じになりました。


なんか、人間不信になりそうな結果になりましたね。これが日本人の本音と建前を実験した結果でしょうか。

この制度の可決前、マスコミでは散々酷評していたのを覚えている人は多いでしょう。その酷評をしていた人たちがもらってたかどうかは知りませんが、あの人たちはただの茶番でしたね。


定額給付金は国民性を測るとても素晴らしいテストであったと私は思いました。
ちなみに堺屋太一さんが導入した二千円札は国民全体でのババ抜きだと思っています。


ところで、今「ライアーゲーム」ってドラマをしているのを知っていますか?今回の結果をふまえて見れば大変おもしろく見れると思います。


それでは、またね。

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