2009年11月27日金曜日

マイナス金利で笑う人、泣く人

先ほど思いついたマイナス金利で笑う人と泣く人を分けてみましょう。



【笑う人】
・株を持っている人
・不動産を持っている人
・お金を借りている人
・外為を持っている人
・輸出企業
・泥棒

【泣く人】
・お金を貸している人
・貯金がいっぱいある人


それでは、一人ずつ見ていきましょう。

株を持っている人
資産インフレが発生し、価格高騰。
・銀行
・保険会社
・投資家

不動産を持っている人
資産インフレが発生し、価格高騰。
・不動産屋
・地主

お金を借りている人
金利が下がり、借金の返済額が減るため。
・貧乏な人(日本政府も)

外為を持っている人
日本円が下がったため、相対的に外為が上がる。
・銀行
・FXしてる人

輸出企業
日本円が下がったため、物が売れる。
・トヨタ
・松下電器

泥棒
銀行に貯金すると残高が減るため、タンス預金が増え泥棒稼業が儲かる。
・ルパン


お金を貸している人
借金の金利が下がり、受取金額が減るため。
(国債を持っている人も同じ)
・銀行
・保険会社
・サラ金

貯金がいっぱいある人
銀行に貯金すると、残高が減るため。
・お金持ちの老人


これって、良い制度なんじゃないんですか?
日銀がマネタリーベースをいくら上げても、お金が回らないのでこっちのほうが即効性があると思うんですが。

ただ、銀行は痛いですね。(国債の2008年12月末の国債保有者)

さらにお金を貸している人の返済額も減るんで。

ファンドも、調子に乗って儲けるのが嫌ですね。

あと、この制度を止めたときのぶり返しが怖いですね。
ソフトランディングできるのでしょうか?


まあ、円安をコントロールできない「日銀の国債買い取り」よりはマシか。

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