インターネット上でこのような投稿をよく見ます。
「ドン引きされる日本」TOPIX年初来変化率ついにマイナスに
■2009年 G7の主要株価指数の年初来変化率(11月18日時点)
アメリカ : +22.87%
カナダ : +29.65%
イギリス : +20.48%
ドイツ : +20.32%
フランス : +18.96%
イタリア : +19.91%
日本 : -1.07%
日本本を除くG7諸国はいずれも今年すでに2割~3割程度株価が上昇中。
鵜呑みにしないでください。
確かに日本だけ下がっています。この数値だけをみると日本だけが取り残されているように見えます。
がしかし、、、
■日経平均 終値
2009年1月5日(年初):9,041円
2009年11月18日 :9,676円
9,676÷9,041=1.07 7%上がってんじゃん
TOPIXでなく、日経平均をみると上がってます。
という、あげあし取りはこのへんにして、現在の株価低迷には理由があります。
ドル/円チャート(5年)
日経平均(5年)
同じような、曲線を描いていますね。
日本は輸出国なので、円高の現在はどうしても株価が上がりにくい状況になります。
ということは、株価を上げるのは簡単です。
円安に誘導すればいいんです。
円安に誘導するには、それこそ勝間さんが言う「日銀が国債を買い取れば良い。」を実行するば円安になります。
こんなことで上がった株価に意味がありますか?
1ドル=100円 日経平均10,000円
1ドル=200円 日経平均20,000円
これじゃ、意味ないよ。
国債が減るからいいじゃんって?
日銀の白川総裁は安易な円安は行わないと言っています。
インフレ的政策は採用せず=日銀の白川総裁
良識のある人が日銀総裁で良かった。
安易な方法で、先進国の日本の経済が復活はしません。当たり前の意見を言わせてもらいますが、
「潜在成長率を高めるような政策をする」
銀の弾丸はありません。
今後、「日銀の国債買い取り問題」や「中央銀行の役割」や「潜在成長率を高めるような政策」について書きたいと思います。
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