前回、円安のメリットについて少し私もむちゃ理論を語ってしましました。
すいません。
現在、1ドル=90円が30%の円安になると1ドル=117円になります。
ちょっと前まで、1ドル=120円以上だったので、それは大いにありうる話しです。
がしかし、
こんなに、円相場が動いていいのでしょうか?
日本のGDPは、1ドル=120円以上だったころと現在とでは、30%も変わりません。
2007年:560兆円
2009年:526兆円
560兆円÷526兆円=1.06 6%の下落
株価は会社というせいぜい10万人ぐらいの組織なので、大きく変わることはあるでしょう。
しかし、1億人以上いる国(世界の1割の経済力がある)の通貨がこんなに乱高下していいものでしょうか?
今回の円高にはわけがあります。ちょっと前は、日本だけ金利が異常に低かったので、円を持つと、目減りしやすくなり円キャリートレードのおかげで円安になってしまいました。
それが、リーマンショックによって他の国も金利を下げたので逆に円だけ高くなってしましましたとさ。(めでたしめでたし)
しかし、日本の持つ債務や資産がこんなに乱高下するのは正直迷惑です。
企業は派遣で人員を調整しにくくなれば、新卒で人員の調整をするでしょう。
もう他の国も今回のリーマンショックに懲りて金利の上げ下げを極端にできなくなるといいなぁ。(楽観的希望)
発展途上国は、変化が大きいので10%近い金利になっても仕方ないと思います。
とにかく、世界中は守銭奴に満ち溢れているので、日本も面倒くさいけど変化に対応しないといけません。
これについては、いつか、「日本の世代間闘争はより熾烈(しれつ)になっていくに違いない」の会をもうけてお話します。
ただ、円安至上主義者に対しては、「ずっと緩やかな円安が続くような政策を考えてください。」と言いたいところです。
これだけ日銀がマネタリーベースを上げてもインフレを起こさないので、難易度はかなり高いと思いますが。。。
インタゲ?
これについては、私も考えがまとまっていないのでまとまったら書きます。
まあ、極端に円安になると日銀砲も打てなくなってしまいますがね。
といったところです。
どの道、かつてのG7は、発展途上国の人と格差が縮まるので、「ゆっくり、幸せに貧乏になる方法」を考えましょう。
(今までいい思いしたでしょ)
ただ、日本落ち方は異常です!
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