2010年3月19日金曜日

日本は過去の日本から学べ

日本経済新聞に「世界に躍進する韓国企業に学ぼう」と題した社説が掲載されました。

もう、日経を読むのやめよっかナ。

日経新聞も赤字新聞になろうとしています。新聞は購読収入以外に広告収入もあります。テレビと同じように日本の製造業が広告費を新聞に出さなくなってるから、日経新聞にもいつかパチンコ広告が掲載されるでしょう。


たしかに、サムソンの社員は優秀だと思います。入社の足切りがTOEICで900点なので、今の日系企業(600点ぐらい)よりも当然優秀な人が入社します。

何度も言いますが、サムソンは国営企業!

韓国は国の借金が対GDP比で39.4%。国債の79%他国の財団に握られ、13%はサムソンが持っている。また、韓国の税収の25%はサムソン社からの税収です。
※サムソンは国からの財政投融資を利益に計上して、税金を払ってます。

サムソンみたいな会社が欲しかったら、国営企業を作ればイイ!

その会社は、独禁法にも抵触しないし、国からの補助金をがっぷりつぎ込んで、倒産しそうになったら公的資金を大量投入されます。

そんな会社欲しいですか?

といっても、日本はミニサムソン社(JALとか)はいくつも存在しますね。


日本躍進の歴史を簡単にまとめます。

1950年代:朝鮮戦争のおかげで製造業が復活
1960年代:世界第2位の経済大国
1970年代:たぶんこのときがピーク
1980年代:勝ちすぎたのでプラザ合意

戦後日本の大躍進の立役者は、1930年代生まれ以前だと思います。今の80才以上の人ですね。
団塊世代が日本を牽引したっていう間違った認識は捨ててください。

「団塊世代が就職してすぐに世界第2位の経済大国になった」と言う事実

お忘れなく。

映画「ALWAYS 三丁目の夕日」に日本が再躍進をするヒントがあるんだと思います。東京オリンピックのころ終身雇用なんて考えは無かったはずです。
無駄に勝ちすぎたため、既得権というふざけた考えが日本を衰退させました。

如何にして、50~70才台ぐらいの老害を潰すかが日本復活の唯一の方法だと思います。彼らは上の年代が優秀だったため、タナボタで既得権が手に入りました。

松下幸之助や本田宗一郎は、団塊世代じゃありません。残念でした。


韓国は既得権に満ち溢れています。

「大企業と公務員以外は人間にあらず」

そんな国ってうらやましいですか?


戦争を経験して、その後日本を復活させた人は、今の日本をどのように思ってるんでしょうか?

彼らは2020年代になると殆どが死んでしまうんですね。
それは、日本の寿命に似ています。。。

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