2010年2月4日木曜日

尊敬すべき社長とは

JALのCEOに京セラの稲盛和夫が就任しましたね。そして「顧客第一」の稲盛イズムを吠えているみたいです。JALの債権者(国民の税金を投入)が本当に望んでいるのは、JALが利益を出すことです。

利益を出すためには、「売上UP」と「コスト削減」の2つです。

「顧客第一」は、本当に利益になるのでしょうか?
「顧客第一」でコストが上がるんじゃなのでしょうか?

国内線のような、搭乗時間が1時間ぐらいの飛行機であれば、「安い」「安全」だけで十分です。「安全」に関しても、闇雲にコストを掛けるのではなく、部品の交換や点検作業を効率化することでコストを下げるべきです。

ちなみに京セラは製造業でも最も社員の給与が安い会社です。これが本当の稲盛イズムです。
稲盛はJAL職員の人件費を下げることしか、私は期待してません。

稲盛が現場視察をしてるみたいですが、おじいちゃんの工場見学にしか見えません。


私が尊敬をしている社長は、この画像を見てください。

WWEのビンス・マクマホン社長です。これで60才ですよ。

プロレスの世界は、「プロレスラー以外が社長にはなれない」という文化があるので、ビンスは逆に「社長がプロレスをすればイイ!」と言って従業員(レスラー)と血みどろの闘争をしています。

「現場を知る」とは、このことです。


最近は、MBAが流行ったせいか知りませんが、社長業の渡りが多い。同業への転身だといいんですが、全く別の業種から社長を雇うといった現象が多く発生しています。

この現象は、内閣の大臣制度と同じで、シロートがその部署の長になることが当たり前の世の中になっています。(今の大臣はシロートしかいない)

蛇の道は蛇

現場を知っている社長のほうが従業員は信頼できますよね。


私は会社のために血を流す社長の下で働きたいを思ってます。ビンスのような社長は今の日本に何人いるんでしょうか?
東京電力は原発が安全なら柏崎原発の近くに社長が住めばイイし、トヨタの不具合で豊田章男はまったく表に出てこないし、NTTの社長って誰?


60才を超えて社長になるような人が信頼できますか?
※人生あと少し

内閣の大臣のようにシロートが社長ににってイイものでしょうか?
※渡り社長


その業界を知り、現場の痛みが分かる人間が本来であれば社長になるべきです。
稲盛とビンスを並べて見ると、ビンスのカッコ良さは際立ってますね。

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