2010年2月10日水曜日

EUはギリシャを救えるか

EUというよりドイツがギリシャを救えるのかが最近の話題になってます。
ちなみにEUの悪い子はPIGS(ポルトガル、イタリア、ギリシャ、スペイン)と言われてます。

経済格差のあるEUの今後が見物です。それぞれが違う国民性、2000年以上にのぼる戦争の歴史はChangeできるのか?

PIGS危機の核心はユーロという強い通貨に甘えていたため、低コストで借金ができたんだけど、リーマンショックでそのツケが今まわってきたんだよ。

EUが一枚岩かそうでないかが今試されています。


ドイツ人の損勘定

助ける
・PIGS全体を助けないといけない

助けない
・ユーロ全体にわたる連鎖不況


どっちに転んでも地獄です。


本当はEU全体で保険契約を結んで、各国で徴収した税金を保険金として貯めておく必要があります。もしくは、EU統一政府を作る必要があります。

ドイツ人は税金の払い損ですね。
公務員天国のギリシャの怠惰な国民性が変わらない限り、ドイツ人は苦労の連続になります。

共同体とは良い時も悪い時もそれを共有することです。

サバンナの動物の映像で、ヌー(牛)の子どもがライオンに襲われた時にヌーの群れ全体が一致団結してライオンを追い払いました。

これが共同体です。

しかし、象はヌーを助けない。
別の生き物に助けられることはありえません。


でも、もし、ドイツがギリシャを助けたら、私は人を少し信じてみようと思います。

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