2010年2月16日火曜日

お客様は神様?

デフレスパイラルの要因の大きな原因として、顧客至上主義があります。

如何にして客に気に入られようと頑張りすぎることが、デフレスパイラルの大きな要因です。もしかしたら欧米でデフレスパイラルが起きないのは文化の違いじゃないのかと思ったりもします。
※今の欧米のデフレは、高くなりすぎた物価が下がってるだけ。

客:もっと安く、もっと良いサービスを
 ↓
店:安くします(利益を下げます)、きめ細かいサービスも提供します(クソ労働環境を加速します)

この繰り返しでデフレスパイラルが起きています。

アメリカは数回しか言ったことがないんですが、「Thanks.」って店員が言いませんでした。日本は顧客保護の姿勢が強すぎているのかもしれません。
本来なら、客と店は対等な関係になる必要があります。

学校はモンスターペアレント(バカ親)を過保護にしたために、学級崩壊をしているみたいです。

日本の商売もモンスターカスタマーを過保護にしたために、経済破綻をしています。


私は北朝鮮の人民が本当に将軍さまを崇拝しているようには思えません。これは、店員が本当に「ありがとうございました!」って言っているように思えないのと同じ理由です。

この偽りの感謝を打破する方法として、「顧客第二主義」があります。これは、サウスウエスト航空の「従業員の満足(Employee Satisfaction)第一主義」です。

この「従業員を満足させることで、却って従業員自らが顧客に最高の満足を提供する」という経営哲学を追求することにより、実際に高い顧客満足度を得ているみたいです。


この「お客様は神様」って発想を捨てることによって、デフレスパイラルは無くなるんじゃないのかって思ったりします。

たぶん、欧米はデフレから脱却できることでしょう。

欧米のように雇用を流動化させ、クソ労働環境を無くすことによって我々は幸せになれるかもしれませんね。
北朝鮮のように転職(脱北)することが出きず、お客様は神様(将軍さま)って言ってる日本人は、彼らを笑えないはずです。

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