一般的にこのお話は、「夏、アリは仕事しキリギリスは遊んで、冬、アリは越冬しキリギリスは死んでしまいました」です。
フィクションです!
女王アリの寿命は約10年、女王アリと交尾するするために生まれたオスアリは、いわゆる許婚(いいなずけ)の寿命は6カ月、女王アリ、卵、幼虫、の世話をするハタラキアリは、寿命が1年。
ハタラキアリは越冬しても直ぐに死んでしまいます!
キリギリスは春に地中で孵化し、キリギリスはサナギにならないのでそのまま成長し、夏に鳴ける成虫になり秋に死にます。
私が憧れる順番(得点)
1位、女王アリ(30)
理由:働かないで長生きできる。子孫を残すことができる。
2位、オスアリ(20.5)
理由:働かないで生きることができる。交尾をして死んでしまうが子孫を残すことができる。
3位、キリギリス(15.5)
理由:自分の食糧確保のために働く(最低限の労働)が、子孫を残すことができる。鳴くことができる。
4位、ハタラキアリ(-19)
理由:他人のためだけに生きるはかない存在。子孫を残せない。
過酷な労働(-10)
最低限の労働(0)
無労働(+10)
子孫あり(+10)
子孫なし(-10)
鳴く(+5)※遊ぶ楽しさ
寿命(1年で1点)
キリギリスが一番、人間らしい生き方をしています。
生まれて、働いて、遊んで、子孫を残して、死ぬ。
何のために生きているかが重要です。
ハタラキアリはロボット化した方が賢明です。もし、ハタラキアリに自我があれば、人生の無意味さを痛感し働くことを辞めるでしょう。しかも、生物にとって共通の悲願である「子孫を残す」もできないのが最悪です。
こんな人生なら長生きしても無駄だと思います。
※唯一の救いは、ハタラキアリに自我が無いこと。
今の若者に自我は無いのでしょうか?
過酷な労働環境、世界最悪の出生率とハタラキアリそっくりに思えます。ハタラキアリよりも最悪なのが、自我があることです。
アリとキリギリスのお話は、若者を老人のために働く都合のいいロボットにさせようとするプロバガンダにしか思えないのは、私だけでしょうか?
早く気付けよ!
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