2010年2月12日金曜日

ゾンビ企業を無くすには

日本はほとんどの会社(とくに一部上場)がゾンビ企業のように思えます。
製造業は弱体化が鮮明だし、ゼネコンは公共の仕事がなくなるし、サービス業は超過酷労働だし、それを受けて金融業はが金を回らないしね。

日本の諸悪の原点は、「脱皮できない」

社会の新陳代謝が無いため、ジリ貧の方向へ着実に進んでいます。

日本は、「新陳代謝を高めながら、失業率を減らす」方向を目指すのがベストアンサーです。

いま失業率の低い国
・オランダ
・デンマーク

この2つの国は、フレキシキュリティの導入によって現在は世界でも失業率の低い国になってます。しかも、ヨーロッパの場合は正規と非正規雇用の賃金格差が殆ど無くとても参考になります。
※韓国の失業率が低いんだけどあそこの非正規は日本よりも酷い。

フレキシキュリティとは
・解雇しやすい
・高福祉

フレキシキュリティは失業している間は、必ず職業訓練を受けないといけませ。そーしないと、失業手当が貰えません。

かつて(80年代)、オランダは失業率が10%を超えていました。いまは5%以下です。日本も5%って言ってるけど、非正規が超低賃金なんで訳が違う。

ちなみに、
・解雇規制が厳しい最高福祉国家
   ドイツ、フランス、スゥエーデン
・解雇規制が緩い高福祉国家
   オランダ、デンマーク
・解雇規制が厳しい低福祉国家
   日本
・解雇規制が緩い最低福祉国家
   アメリカ

得点表
雇用規制:緩い(4※ハイリターン)、厳しい(1※ローリターン)
福祉:最高(4※ローリスク)、、、最低(1※ハイリスク)

No1.オランダ、デンマーク(7)
No2.ドイツ、フランス、スゥエーデン、アメリカ(5)
No3.日本(3)

日本は最低得点でした、、、残念賞として自殺率ナンバーワンを授与します。

そんな訳で、第3の道はフレキシキュリティで決定だね。
日本人のまじめな国民性にはベストマッチのような気がする。

※失業率豆知識
失業率が10%を超えると暴動が起きるって言われています。
日本は非正規の待遇が最悪なんで、5%がデットラインかな?


日本のゾンビ企業は、この先どーするのでしょうか?
平均年齢が45才を超えるとデットラインですが、日本政府は雇用規制を強めてそのデットラインを目指そうとしています。

自治労や労働組合(左翼)推薦の民主党には、フレキシキュリティが実現できません!断言します!

公務員の給与を民間以下にして、解雇と雇用を流動化したら明るい日本に戻れるのになぁー。

この先、JALのようなゾンビ企業が増えるのは間違いなんですが、どーするんでしょう?
リストラと公的資金で乗り切るんだろーなー。。。

ゾンビ企業なんて早くつぶしてしまえ!

0 件のコメント:

コメントを投稿