2009年12月27日日曜日

無い袖は振れぬの巻

前にもお話しした通り、5年後までに日本政府は「借金を返すか、踏み倒すか」を決断しないといけません。

踏み倒しちゃえよ。

硬直化した社会制度を劇的に変えるいい機会だと思います。自民党だろうが民主党だろうが「借金を返す」ことに前向きでないことが分かったので、踏み倒すという政策のほうが現実的です。

韓国が1997年にIMFの管理下に置かれたときにIMFからこんな条件を飲まされました。

1.政府の効率性向上
2.企業経営の透明性確保
3.労働市場の流動化

2に関しては、日本はある程度できているので、1と3は外圧でもって実施させてたいですね。
結局、日本は次の2択です。

1.日本政府による規制緩和
2.外圧による規制緩和

小泉・竹中改革は1を実行したに過ぎません。ちなみに、民主党は2を選択しています。もう、「国債は日本人だけが買っているから大丈夫」という方程式が、成り立たないのが現状です。

ネズミ講以上に無理がある方程式です。
ネズミ講は、人口が無限であれば成り立ちますが、国債は貸借の観点から、あと10年で破綻します。

昔の人は、いい名言を残してくれましたね。

無い袖は振れぬ。

国債を無尽蔵に増やして良い方法があれば、教えてほしいものです。無いんですがね。。。

今後、外圧による規制緩和を想定した社会制度改革を本気で始めたほうが、痛みが少ないですよ。公務員のボーナスは、国債で払うとか。。。

440万人×150万円=6.6兆円

これだけでも、年間6.6兆円の効果がありますよ。国のために少しは頑張ってください。

政府による政府のための徳政令「デノミ」
貨幣発行権を持つ政府による究極の方法です。通貨単位の切り下げと言われますが、「新通貨発行」と言った方がいいでしょう。

 一番影響を受けるのは、タンス預金をしている人、次に影響を受けるのは、金融機関に預金をしている人でしょうか。「紙の貨幣」という形で資産を保有していた場合、文字通り紙くずになってしまいます。

 つい先日、北朝鮮でデノミが行なわれました。北朝鮮では資産の私有ができないため、誰もが商売等で稼いだお金を現金で保管していました。それらのお金はデノミですべて紙くずに。言い換えれば国が彼らからその資産を没収したのと同じ効果があります。


明治維新みたいで、オラ、わくわくすっぞ!

0 件のコメント:

コメントを投稿