2009年12月10日木曜日

オープンソースは総合格闘技だ!(2)

前回お話した通り、柔道は固有のルールに固執するばかりに柔道エリートの流出が増えています。

一覧をまとめたサイトが無かったので、今まとめます。

【柔道出身の総合格闘家】
・青木真也
・秋山成勲
・石井慧
・泉浩
・大山峻護
・小川直也
・菊田早苗
・キム・ミンス(韓国)
・滝本誠
・ソクジュ(カメルーン)
・中村和裕
・パウエル・ナツラ(ポーランド)
・吉田秀彦

これらの選手は、バスケットボールに例えるとスラムダンクの流川楓よりも、数段上の選手です。

今、世界の柔道エリートは全員が総合格闘技に興味を持っていると思っても過言でないでしょう。


オープンソースも然りです。
ITレベルが高い人間ほど、汎用機やWindowsといったクローズ系から離れようとしています。それは、オープンソースの規制緩和に興味を抱くことは自然の流れです。
※汎用機はUNIXのように、一応ソースコードが公開されている。

アメリカのシリコンバレーといったITの最先端な地域のエンジニアほどオープンソースを使いたがります。

規制緩和はイノベーションを加速させます!
※柔道の試合よりも総合格闘技の試合のほうがおもしろい。

日本の官庁が汎用機王国韓国がWindows王国は皆さんご存知ですね。
ITレベルをはかる尺度として、クローズ系依存度をITSSに変わる尺度として取り入れてはいかがでしょうか?

このオープンソースの流れは、アメリカ→ヨーロッパ→中国・インド→日本といった順番で、今後浸透していくでしょう。

もしかしたら、日本は韓国と同様に取り残される可能性もあります。
韓国がWindows依存から抜け出せずに、キムチOSを作ったのと同様に日本も寿司OSを税金で作る日がくるかもしれません。

汎用機は猫も杓子も、オープン化します。同様にWindowsもActiveXの例により、独自仕様の部分は無力化することをお勧めします。

今後、考えれるのはWindows統合認証です。
Active Directoryに依存してしまうと、CALというお仕置きが待っています。
一応、Active Directoryは、LDAPに準拠しているみたいですが、OpenLDAPを使うとCALはおろかサーバーのライセンス費用さえも発生しません。
ちなみに、Windows統合認証はLDAP+ Kerberos認証なので、簡単ですね。
どうしてもGUIを使いたいと言う人は、MacOS X Serverを使えば、CALというお仕置きは受けずに済みます。(今は。。。)

そ~言えば、Vistaからtelnetコマンドを消したな!
オープン系のOSには、当たり前のコマンドなのに。なんで消したかは、言うまでもありません。
PowerShellなんていらねーよバーカ!
ずーっと、独自仕様のDOSコマンドを使ってください。
あと、レジストリというネバネバも。

基本的なシステム構築の考え方は、オープン仕様に沿って作り、OSやDBやアプリケーションを疎結合にすることです。

IBMのDB2は、データベースのユーザーをOSのユーザーと一緒に使う仕様でした。それに対してOracleは、データベースのユーザーとOSのユーザーを別にしました。
IBMは、OSも抱合せで売りたいがための戦略ですが、見事に失敗しました。(汎用機で食いつないでいる)


私にはオープンソースが危険の意味が分かりません。たぶん、オープンソースが危険と言う人はパチンコが儲かると信じているぐらいのIQの持ち主でしょう。(IQが20違うと相互理解が出きないらしい)
抱き合わせ商法に付き合う方がよっぽど危険です。

マイクロソフト一社に依存するのは、大変危険な行為です。かつてマイクロソフト以上に栄華を極めたIBMでさえも倒産の危機に面したことがあります。


時代のニーズに合わないと、いくら独占ビジネスを展開していても危険であることに変わりありません。

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