いつの時代もモノを作る人の考えは変わりません。
「安くて良いものを」
ヴィトンの鞄のようにプレミアムを求めたい人は、ここ数年の不景気の影響で少なくなっています。インターネットの普及により、商品に対しての批評が簡単にできるようになり、「安物買いの銭失い」という言葉が死語になるかもしれませんね。
11月のPC国内出荷、デスクトップ17カ月ぶり増 「セブン」効果で
この記事を要約すると、「Win7が出て、さらに薄利多売になった」
無印のWindowsを買う人は、こんな人。
注意:このような人のまえでなっちの批判は、命取りですよ。
今は、信者が買っているだけですね。普通の人なら無印のWindowsは買いません。
人間の学習能力は、地球上の生物で最も高いはず。。。
ヴィトンの鞄を買う人や無印のWindowsを買う人を批判しませんが、原理主義者の意見は参考にしません。
ユニクロの話に戻りますと、中国の工場の賃金は日本の1/5程度らしいので、これをすべて日本で生産したら、1000円のジーンズは3000円ぐらいになるでしょう。
「このままだと、日本の製造業は衰退する」
といっている人は、地動説です。彼らの賃金が安いのではなく、我々の賃金が高すぎるのです。私は天動説主義者です。
経済の中心は、先進国でなくなってきています。その為、ドルやユーロ、円の通貨は新興国通貨に比べて安値のバイアスが掛かります。
ただし、中国の人民元はドルペッグなので、ドルは高値にもバイアスが掛かります。
はっきり言って、今回の円高は例外中の例外です。
リーマンショックが落ち着いたら円安になるでしょう。
今、ユニクロがもてはやされる理由は、通貨格差を利用したためです。なので、ユニクロは円安になったときに苦しむことになるでしょう。でも、今はおいしい買い物ですね。
ユニクロが売れているということは質も悪くないだなと思いました。衣服は嫌だったら捨てれば良いので、1000円ぐらいのリスクは受け入れます。
そう考えると、Win7の導入のリスクは高いですね。Win7のPCが薄利多売になるのも自然な流れです。といっても、Win7はMacやLinux(無料)よりも高いんですが。。。
「安物買いの銭失い」と「高物買いの銭失い」
あなたならどちらを選択しますか?
通貨格差やリスクマネジメントで、ユニクロがもてはやされています。
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