2009年12月9日水曜日

生命保険のボッタクリ

最近、連投しまくっています。

それでは、生命保険についてお話したいと思います。

日本人の平均保険金額は、約1,600万円。アメリカの580万円、イギリスの260万円、ドイツの200万円と日本は保険大国です。

100年に1度の洪水の為に、何千億もかけてダムを作りたがる国民です。
「それだったら、今日、飛んでくるかもしてない北朝鮮のミサイルに備えた方がいいんじゃないの?」

あっそうそう、この本を読みました。


日本の生命保険は、私の嫌いなつけこみビジネスです。

つけこみビジネス
相手の弱みにつけこみ、言葉巧みに商品を売るビジネス。キレイゴトをならべ、相手を不幸に落としめる様。
よく似たビジネスで貧困ビジネスがある。

勝手に造語をつくりました。


生保の収益源は、シサ、リサ、ヒサの3つだそうです。

シサ
シサとは保険料に織り込まれている死亡や入院確率と実際に支払う確率の差の死差益。
生保8社の合計で、2兆1000億円あるみたいです。

リサ
運用利回りでの稼ぎ。利差益。
日本の生保のほとんどが、国債の購入を行っています。その為、リサは微々たるものです。また、日本の生保は海外の生保(AIG)と違いリスキーな投資は行いません。

ヒサ
生保会社の経費削減によって生まれる利益。費差益。
これも、微々たるものです。

基本的にシサによる利益で日本の生保は運営しています。

ということは、ギャンブルと同じで、支払ったお金以上の払い戻しを受けられない。

日本最大の生保(日本生命保険相互会社)
従業員数:66,074名

彼らの給与はどこから支払われるのでしょう?
もちろん、保険の掛金から支払われます。

6万(従業員)×700万円(年間)=4,200憶円

低く見積もっても、4,000憶円以上の給与負担があります。
この規模の会社であれば、経費は最低2兆円ぐらい掛かります。

国内の生命保険の保険料が欧米に比べて最大で2~3倍も割高な実態が4日、生保会社の内部資料などで明らかになった。国内生保は「生保レディー」に代表される営業職員によるセールスが中心で、代理店への委託販売が主流の欧米に比べ、人件費などのコストが膨らむことが主な要因とみられる。[毎日新聞8月5日] ( 2001-08-05-03:01 )

ですって。

しかし、お金の無い人に保険は必要です。(お金のある人は掛けると損)
もしものために入るなら、掛け捨て型の保険で、安いものに乗り換えることをお勧めします。
この条件で検索したら、漢字生保(日本生命、第一生命、明治安田生命、住友生命)は、検索結果から真っ先に外れます。
AIGのように保険会社自体が危なくなる可能性もあるので、乗り換えが効く掛け捨て型が良いでしょう。

買い物は、自分の欲しいものを買いたいですね。
インターネット全盛の時代なので、生命保険は自分で探して契約しましょう。生保レディは有償サービスです。

漢字生保のキレイゴトを並べたCMには、憎悪すら感じます。


ギャンブルや保険に大金をつっこむ人が理解出きません。
パチンコ屋の従業員の給与や、生保従業員の給与はあなた達の、掛け金から支払われています。

1 件のコメント:

  1. 仕事の合間にニヤニヤしながら記事を読んでいたら、たった今、事務所に保険屋さんが入ってきました。アリコジャパンの外商ダンディ。挨拶しながら少しずつ近づいて来ます。何だかドキドキする。どのように対応すれば良いのでしょう?慌ててる自分が可笑しい。

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