2009年12月7日月曜日

韓国のIT事情(2)

前回の韓国のIT事情に引き続き第2弾です。

前回の内容は、マイクロソフトが韓国にEast Seaなんて媚びているから、「その必要は無いですよ」と伝えたいだけで書いた内容ですが、調べてみるとあまりにも面白い(ネタになる)ので当初は第2弾の予定は無かったが書きます。


いや~、この国は国民性政治経済歴史W杯ネタの宝庫ですね。

IT事情がクローズアップされていないのは、その他のネタが強力なだけでIT事情も十分面白いです。


早速ですが、前回のおさらい。
ActiveXバリバリで多くのシステムが作られているため、Win7はおろかVistaへの移行も満足に出きないらしい。

ActiveXは簡単に言いますと「Windows+IE」を想定した環境で動作するアプリケーションです。

韓国はIEの普及率が99%みたいです。(スゲー)
先進国は6~7割です。
なぜ、こんなにIEが普及したかといいますと、IEでないとWebサイトが表示されないから。韓国の電子政府、政府・行政サイト、インターネットバンキングをはじめほとんどのWebサイトがIE環境で動くように制作されているため、IEでは普通に見られるサイトがFirefoxからアクセスすると「ページを表示できません」というエラーがでるみたい。
国家ぐるみでMSフリーク。
※当然ながら、Macのシェアも1%未満です。

マイクロソフトさえもセキュリティの問題からActiveXを縮小しようとしているのに、韓国では依然とWebの標準技術でもなく、マイクロソフトの技術であるActiveXに固執しています。


また、韓国の標準的なPC環境はXP+IE6です。
なので、Vista(IE7)への移行は、失敗の連続中らしいです。

先進国は「Vistaは重い」程度の問題で済むのに対し、韓国では「Vistaは使えない」という結果になってしまいます。

当然ながら、Windowsはマイクロソフトの独断で、サポートの有無や新バージョンのリリース時期が決められます。韓国のような熱狂的なMSフリークの意見は組み込まれません。

そして、マイクロソフトは韓国に対して、Vistaを高値で売りさばこうとしています。
Windows Vista Ultimateのアップグレード版を例にとってみると、米国では最低価格が249米ドル(約2万9700円。1ドル=119.3円で換算)であるのに対し、韓国では「特別供給価格」として割引販売されているものが35万4000ウォン(約4万5000円。1ウォン=0.127円で換算)。確かに高価で、これはその他の製品でも同様だった。

Good job!

しかし、韓国も負けずと違法コピーで対抗しています。

「コンビニの商品価格は万引き代が加算されている」

中国のWindowsが安いのは、中国共産党の一党支配なので仕返しが怖い。
あのグーグル先生でさえ、検閲の受け入れを公表したほどです。
「天安門事件」「法輪功」サイト見つからず――中国版Googleの検閲実態

そんなこんなで、韓国は頑張りました。
ティーマックスソフト、MS Windowsに代わる「Tmax Window」を初披露

いつか、Windowsの起源は韓国ニダ!と呼ばれる日がくることでしょう。
莫大な韓国の税金が投入されたかを思うと、心を痛めます。
マイクロソフトのWindowsとIEの抱き合わせ商法に付き合ったばっかりに。。。


アップル、「iPhone」を韓国で発売--スマートフォン普及の後押しなるか

このような記事を見つけましたが、iPhoneはActiveXに対応しませんから、韓国でiPhoneは通話メインの携帯電話になってしまうのでしょうね。

韓国の皆さんのスマートフォンはぜひ、Windows Mobileをお使いください。おっといけない、IE6互換のWindows Mobileでした。


1つの企業に国家が対抗できない現象が起きています。
これを踏まえて、民主党もソフトウェアのライセンス費用を仕分けに組み込んではいかがでしょうか。

韓国の知識を、政治家の必須条件にした方が良いと思います。
人の振り見て我が振り直せ。

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