2010年1月5日火曜日

任侠的国民性

1コまえの投稿で少し触れたとおり、日本は、

One shot One kill.(一撃必殺)

になってます。

のりピーは、芸能界復帰ができないぐらいに叩かれています。

「このまま芸能界復帰なんてゆめゆめ思ったらダメだよね」 by テリー伊藤
「夫婦で覚えた(覚せい剤の)快楽を忘れることができるかは疑問」 by やくみつる

少し前の芸能界は、美川憲一、井上陽水、長渕剛(他にもいっぱい)は薬物で逮捕され、その後芸能界に復帰しています。
個人的には「初犯だったらいいんじゃないの」と思ってます。

なのにテリー伊藤は、「One shot One kill.」と言ってますし(美川憲一の前でも同じことを言えよ)、やくみつるにいたっては、「おまえは覚せい剤をやったんかい!」とツッコミを入れたくなります。


これは、昔のエンコ詰めるのに似ています。指が無いと再就職が難しく、今ではお金で解決するらしいです。

今は社長?に相談したら破門状を出してくれるらしい。次の就職も斡旋されます。(死ぬまで給料ハネられるみたい。。。)何も言わずに辞めるとそれなりの指が無くなるみたいです。


ワイドショーの質も昔より低下していると思います。1度の失敗で復帰ができない世の中を、今のワイドショーは助長しています。
これは、日本人の国民性が任侠的になったのか、ワイドショーが牽引したのか分かりませんが、昔より酷い世の中になってるのは間違いないです。

泣きっ面に蜂

最悪のことわざですね。


なので、私一人でものりピーに温かい言葉をかけてみます。

「私が障害をもったら、介護してください。」

裁判所の下した刑罰にそって罪を償っても、罪は許されないものでしょうか?
本当に怖い世の中になりましたね。(任侠の世界)


最近の日本の諸悪の根源は、「減点主義」になっていると思います。

A投手
10勝11敗 防御率3.00 イニング数170回

B投手
3勝3敗 防御率3.00 イニング数60回

同じ先発で、A投手はシーズンのローテーションをきっちりこなし、B投手はシーズンの後半のみ投げたとしたら、今の日本は、勝ち負けを差し引いた差が0のB投手のほうが評価が高くなります。

減点主義は、このような計算になります。
勝負を多くした人が損をするので誰も勝負できません。
(A投手は勝ち越した時点で、ケガをしたらいいから)

俗に言う大企業病は、勝負をしない間接部門が過大評価されることです。


ホリエモンも、まさに「泣きっ面に蜂」です。

自分の株は株価が下がるし、刑事罰で訴えられるし、マスコミからは「One shot One kill.」と言われるし、散々です。

ホリエモンよりも、多額の粉飾決算をしていた日興証券のほうが極悪なのに。。。

この詳しい説明は今度書きます。
はしょって書くと、こんな感じです。

ライブドアは、SPCを連結外にして子会社株式の売却益を資産計上ではなくて、利益計上しただけ。
一方、
日興は、そこにEB債を組み合わせた巧妙で悪質な手口。

分からないって?

コレを図を使って書くと、時間がかかるのでまた今度ね。

アメリカのシリコンバレーの社長は2、3度失敗しその後成功した人が多いみたいですが、今の日本ではシリコンバレーのような産業は期待できません。


将棋は駒が盤から出ても復帰できますが、チェスは復帰できません。
チェスは駒が取られると「One shot One kill.」
なので、チェスは終盤になると盤が閑散としています。

日本はチェスを国全体で実行している。


有害なテレビで「めちゃイケ」がよく叩かれますが、本当に有害なのはワイドショーです。
ワイドショーは普通の人でも任侠のような決死の覚悟が無いと生きられない世の中を助長しています。

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