2010年1月2日土曜日

テレビは衰退するが無くならない

たけしの恒例2010年こうなる大予言(東スポ)

【芸能界】
 芸能界はリストラがすごくなるだろうね。生き残る以前に、もうリストラの嵐が始まったからね。
とにかくテレビは予算も仕事もない。テレビからインターネットや携帯サイトの方に移行する
タレントが続出するだろう。テレビもネットも基本的にギャラは同じだっていうからさ。

テレビで露出するのがなくなれば、ネットの方にいくしかないし。テレビのいい時代は終わった。
萩本欽一さんとか、オレの時代がバラエティーの黄金期だったけど、ついに終わったね。


たけしさんはこのように言ってますが、これは違います。

まずは、テレビ視聴時間

近年、下がっている傾向ではないですね。

問題なのはこっち

購買意欲の無い、老人ほどテレビを見ています。

実は、ニュース番組の視聴率は下がってなくて、若者向けのドラマやバラエティ番組の視聴率が下がっているのが近年の傾向です。

ニュース番組の視聴率

芸能人がいっぱい出る番組<ニュース番組

この構図になっているから、たけしさんは「テレビのいい時代は終わった。」と言っているに過ぎません。

少子高齢化になっているので、老人向けに番組を作るのは、視聴率から考えて正しい方法ですが、テレビは広告媒体なので、購買意欲の無い老人向けに番組を作ってスポンサーが付くわけありません。

健康食品のスポンサーぐらいしか付きませんよ!

自動車や家電のような、日本を牽引しているスポンサーが相次いで降りるのも仕方ありません。
はっきり言って、「マーケティングに失敗した」としか言いようがありません。

テレビとネットの広告費比較

今後は、テレビの広告費が下がるのは言うまでもありません。


がしかし、

テレビの動画配信機能は、すばらしい!

テレビはコンテンツ配信を、1人に見せようが、5,000万人に見せようがコストが変わりません。これはネットにはマネできないことです。

ユニキャスト:1対1のネットワーク接続
マルチキャスト:1対多のネットワーク接続

ネットは基本的にユニキャストで接続をするので、データ容量の大きい動画は赤字になり易い。あのyoutubeでさえ、有料化を模索しているほどです。ユーザーが多くなるとの通信費用がバカ高くなる仕組みだからです。

ネットをマルチキャストにすれば?

これも、一部のプロバイダーはやっているみたいですが、マルチキャストだとデータを正確に送信するのが技術的に難しいので、主流にはなってないです。
(詳しい話はつまんないので省略します)

なので、ネットで高視聴率の動画を作りにくくなっているのが現状です。

また、ネット場合そのほとんどが無料ユーザーです。ネット動画は広告を挟みにくいし、ユーザーが増えたら通信費用が高くなるので、収益の確保ができにくい。

不特定多数に情報を伝えたいときはテレビが一番有効です。

地震速報や北朝鮮からミサイルが飛んできたという緊急情報は、今後もテレビで伝達されることが予想されます。


テレビは視聴率ではなく、購買層視聴率を意識すべき!

そもそも、若年層がテレビを見ないのは、「つまんなくなった」からなんだよ。
クレーマーなんて、その殆どが非購買層なんかだら無視しちゃえよ。

私のように、エガちゃんがテレビに出てたら見る人は多いはずです。
その殆どがエネルギッシュで購買意欲が強いはずです。

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