2010年1月7日木曜日

シャープの新しいスローガン

シャープは5日、広告に使用するスローガンを「目指してる、未来がちがう。」に変更したと発表した。1990年から使ってきた「目の付けどころがシャープでしょ。」に代わり、元日から企業ロゴと組み合わせてテレビCMなどで使われている。

 新スローガンは液晶、太陽電池、発光ダイオード(LED)、プラズマクラスターといった「他とはちょっと違うオンリーワン技術」を柱に世の中を変えていきたいという企業姿勢を示したという。


これって、むかしのAppleの「Think different」のパクリじゃん!

ちなみに、他のメーカーは、
日立 Inspier the Next
キヤノン make it possible with canon
オリンパス Your Vison, Our Futuer
東芝 Leading Innovation
パナソニック ideas for life

インパクトなし男ちゃん!

ちなみに、私のスローガンは、「左翼撲滅!」です。
分かりやすいでしょ。

「目指してる、未来がちがう。」は、シャープのような、大企業が目指す方向ではありません。

Appleのスローガンは、マイクロソフトという悪の帝国がいたから、「ニッチな分野で頑張ります。」という意味がありました。


私は、「日本のメーカーは統廃合が必要だ!」という持論です。

過去に半導体の分野で、エルピーダメモリ株式会社という会社ができました。これは、NECと日立の半導体分野の統合会社です。
半導体は、ほとんど品質に差が無く資金力競争になります。そのため、会社の規模を大きくした方が有利です。この考え方は鉄鋼も同じで、鉄鋼はアルセロール・ミタルのような世界規模で統廃合が行われています。

日本の製造メーカー集合
 「やべえ、世界的に薄型テレビの売り上げ減少ですわ」

ソニー 「うちは、高性能な画像処理チップの提供が可能です」
パナ  「うちは宣伝と、垂直立ち上げによる量産効果でコストダウンが得意です」
東芝  「うちは、コア層の喜ぶ機能の実装が得意です」
シャープ「うちは、目指してる未来が違います」


ソニー、パナ、東芝
      「エルピーダのように、いっそのこと協業しませんか?」

シャープ
      「目指してる未来が違うからムリ」

競争相手は、国内じゃなく世界にいます。

日本のメーカーの技術者は優秀でノーベル賞をとれるレベルの人間が多くいるみたいです。しかし、コモディティ化した製品しか作っていないため、どうしても価格競争に陥ります。

日本は、よその技術をアップデートするのが得意でいいんじゃないの?

日本のメーカーの株を全部足してもサムソン(ホモ雑誌じゃないよ)一社よりも低いみたいです。


価値観の変化に気づいて。

【昭和時代の価値観】
・ソニー カッケー!
・パイオニア カッケー!
・東芝 ソコソコ
・三菱 ソコソコ
・テクニクス なんとかシブイ
---------- (同社ブランド名での境界w)
・ナショナル 町の家電屋かよw
・シャープ?プギャー!
・三洋?プギャー!
・船井?プギャー!


【平成時代の価値観】
・船井 ヨクネ?
・三洋 ヨクネ?
----------
・ソニー?プギャー!


ブランド化した製品なんて、iphoneのような偶然の産物しか生まれません。日本のメーカーはパワーゲームで世界に応戦してほしいものです。


エルピーダメモリが政府の公的資金を受け、反発を食らったみたいですが、農業やプロ市民に補助金を出すより、100倍マシです。

日本の半導体技術は、今でも世界のトップを走っています。足らないのが資金力だけです。


まっ、企業のスローガンなんて誰も意識しないんだから、なんでもいいんですけどね。
シャープも統廃合の話がくれば、合併するんでしょうけど。

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