2010年1月29日金曜日
iPadが採用したARM系プロセッサとは
・価格
・Wi-Fiモデル
16GB:499ドル(約4万4千円)
32GB:599ドル(約5万4千円)
64GB:699ドル(約6万3千円)
・Wi-Fi+3Gモデル
16GB:629ドル(約5万6千円)
32GB:729ドル(約6万5千円)
64GB:829ドル(約7万4千円)
Wi-Fiは無線LAN、3Gは携帯の通信機能ですね。
Appleは5~10万円の価格帯のハードを出してなかったんで、そこの価格帯で勝負するみたいです。
iPadが採用したARM系プロセッサとは、イギリスの半導体メーカーが規格したCPUです。Appleはこのイギリスの会社からライセンスを買って独自でCPUの製造をするみたいです。
※CPU:1GHz Apple A4(Appleが独自に設計したCPU)
このARM系は、組み込み用のハードに搭載されるのがほとんどでしたが、軽量のPC(ChromeOS)も採用しました。
私が注目している技術の一つです。
ARM系のいいところは、
・消費電力
・製造コスト
・汎用性
ARM系の悪いところは、
・インテル系に比べてロースペック
・インテル系で書かれたC言語のプログラムがバグる
プログラムがバグるという点は、UNIX/LinuxはARM系専用のプログラムがある為、そっちのソースコードをコンパイルしないといけません。
なぜバグるかと言うと、メモリ空間のアドレス(住所みたいなもの)の仕様がインテル系と違うため、Null参照がでます。
※郵便番号がそれぞれ違うみたいなイメージ
MacOSはUNIXなんでARM系でも動きますが、Windowsは動きません。(ウィンテル)
WindowsCEは動くみたいですが、使いたくないですよね。
このARM系プロセッサがPCの分野でも普及すると、エルピーダのような国産半導体メーカーが息を吹き返す可能性があります。
ちなみに今時点で、1GHzのCPUをAtom(インテル)とARM系で作った場合、ARM系のほうが製造コストが下がります。なのでインテルは必死でARM潰しをしています。
今後10年は、ウィンテルが衰退しますよーに。
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インテルは必死でARM潰しをしています。今後10年は、ウィンテルが衰退しますよーに。>日本のメーカーがCPUを作り再度世界制覇ができる!ように
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