2010年1月2日土曜日

法律のお勉強

元旦よりこの法案が執行されます。

違法「着うた」入手禁止に 改正著作権法、元日に施行

著作権者の許諾を得ずにインターネットで配信された携帯電話の「着うた」など音楽ファイルや映画など動画ファイルの入手を禁じる改正著作権法が、2010年1月1日に施行される。違反者への罰則はないが、損害賠償など民事上の責任を問われる可能性がある。

これを見て、「違法ダウンロードはイケないんだ!」と思ったあなた、もう少し法律を勉強しましょう。

この記事には、「違反者への罰則はないが、損害賠償など民事上の責任を問われる可能性がある。」とあるので、
正しくは、「なーんだ、刑事罰はねーのか」です。

豆知識
日本の、民事訴訟での賠償金を払わない人が6割います。ということは、賠償金を払わない人のほうが多数派です。理由は、民事の場合は取り立てがメンドくさいからです。
代表的な民事訴訟は、離婚の慰謝料です。


2ちゃんねるのひろゆきが、何億円もの賠償金を課せられて1円も払ってないのが民事訴訟で敗訴した為です。ひろゆきは億単位の資金を海外の銀行に預け、月に一度30万円ぐらい引き出して生活しているため、ひろゆきに対して、資産の差し押さえが難しい。


かたや刑事罰の場合、罰金を払わないと「労役場にぶち込まれます」。なので、どんな悪党も刑事罰の場合、罰金を払う努力をします。

「労役場留置」とは,資力がないなどの理由により罰金・科料を納めない場合,その人を刑務所(刑事施設内の労役場)に留置して作業をさせることをいいます。
 留置される日数は裁判で決められますが,現在,多くの裁判において1日の留置を罰金5,000円相当と換算されており,その場合には罰金20万円であれば40日間となります。
 最長の期間は2年間です。


企業が民事訴訟で、罰金を払いたがるのは、社会的影響を考えて罰金を払っています。ひろゆきのような人は社会的影響を考えなくてもいいので、罰金を払いません。
ひろゆきに報復をしたい場合は、怖いお兄さんに頼んでください。

ここ大事!

「国は、民事訴訟の損害賠償の回収代行を一切しません。」
民事訴訟の敗訴は、被告の資産を有する権利があるということです。


では、なぜアメリカは民事訴訟でも巨額の賠償金を払うかと言うと、これは州にもよるんですが、
「懲罰的な賠償であるため、政府が後押しをしてくれる」(刑罰あり)
なので、容姿に自身がある人は、是非、タイガー・ウッズと仲良くなりましょう。

平井理央アナの服装に抗議の電凸殺到「ミニスカで菊池雄星を誘惑するな」(30代女性)

これは、賢い方法じゃないですね。


ここで、本題に戻りますと、「違反者への罰則はないが、損害賠償など民事上の責任を問われる可能性がある。」
なので、「罰則無し、民事の罰金があるかもしれない」です。

これのどこが怖いんですか?

政府も著作権に対して、寛容になったと私は受け取りました。

2 件のコメント:

  1. ザル法には間違いないが、法律の勉強だとw?
     何でアメリカと比べるのか解せない。
    確かにザルではあるけども、日本語的に解釈すれば
    「あいまいな場合は、別件で確保し取り調べる」
    って事だろ?

    そういうコメント書いていいの?
    著作権違法と、管理者うんたらとは全然内容が違うんですけどw

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  2. このコメントは消さないよ。

    こういう間違った意見も時には必要なんでね。
    刑事と民事ぐらいは、勉強しましょう。

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