2010年1月22日金曜日

勝間和代 VS 池田信夫

勝間和代氏と池田信夫氏のアツ過ぎる議論が上手にまとめられたサイト

こんなものを発見しました。

その中のリンク先(池田さんのブログ)で、「勝間和代氏のためのマクロ経済学入門」が読んだのでさらに、ダメ出しをしておきます。

「デフレから今すぐ脱却するための方法」(p.7)と題して提案されているアコード(政策合意)の「1.来年度以降のGDPデフレーターの上昇率1-3%の範囲に収める(インフレーションターゲット型)」というのは、リフレ派が久々に墓場からよみがえったようだ。そういうターゲットは日銀がすでに設定しており、問題はインフレをどうやって起こすかだ。毎日新聞の記事によれば、彼女はそれを国債の日銀引き受けでやれと主張したようだが、ゼロ金利状態でいくら通貨を供給してもインフレが起こらないことは、ここ1年の世界経済で実証ずみだ(彼女か亀井静香氏が首相になれば起こるかもしれないが)。


アメリカとイギリスはインフレしたよ。(ゼロ金利状態で)
※メチャクチャ、マネーサプライを上げたんだけど。。。

ここ1年の世界経済の前は、日本だけがゼロ金利政策だったので「円キャリー」で日本のお金が世界にばらまかれたんで、インフレしなかっただけだよ。

ちなみに先進国はほとんどゼロ金利なんで、今が通貨を供給をするときだよ。


発展途上国のインフレ=自国通貨も上がり、物価も上がる
先進国のインフレ=自国通貨が下がり、物価が上がる

日本は先進国なんだから、通貨が下がる政策をしたらインフレするよ。


なんか、池田さんはリフレ派を敵視してるみたいだけど、

リフレってハイパーインフレにならないようにデフレを抜けることだよ。

池田さんと私でリフレの定義が違うのかな?
ウィキペディアを見たら、

「リフレーション(英: reflation, リフレ)政策とは、不況下における設備の遊休あるいは失業(遊休資本)を克服するため、マクロ経済政策(主として金融緩和政策、時に財政政策も併用)を通じて有効需要を創出することで景気の回復をはかり、他方ではデフレから脱却しつつインフレーションの発生を防止しよう[1](マイルドインフレ(数%程度)にとどめよう)とする政策である。通常はインフレやデフレと同様に略して「リフレ」と呼ばれ、日本語では「通貨再膨張」とも訳される。」

悪い言葉じゃないよーな気がするんだけど。。。

たぶん、前者のケインズ政策のことを池田さんは嫌ってるだね。
別に、勝間さんは「ビルや道路を作れ!」とは言ってないのに。。。

素直に「日銀の国債買い取りは、円安によるインフレをコントロールできない」から嫌だと言えばいいのにね。

悲しーかな、こういう人達が政府に意見を言えるのは、ゾッとしますね。


あっ!オバマのせいで日経平均が下がってる!
オバマの取り巻きにもロクなのがいないんだね。

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