2010年1月1日金曜日

日本破綻のお知らせ

明けましておめでとうございます。

今、朝まで生テレビを見てます。その中で、勝間さんが

「日本は借金ばかり見ないで、貸借対照表を見た方が良い」

といったので、財政赤字とは別に貸借対照表を見てみました。

『280兆円の債務超過』

よく見てみると、貸付金が190兆円あります。意味不明です。ゆうちょが国営化だったら分かるんですが、負債の部に「郵便貯金」の項目が無いので、誰に金を貸してるんだ!というツッコミができます。日銀は関係ないし、住宅金融公庫も特殊法人だし、外国や企業の債権かな?それにしても金額がデカい。

この問題は置いといて、この貸付金も一部は不良債権になるとして、少なく見積もって『300兆円の債務超過』です。

貸借対照表も損益計算書(財政赤字)もダメでしたね。勝間さん残念でした。
間違いなく企業なら倒産してます。
銀行もよく国債を買うよね。

調べてないですが、キャッシュフローもこんな感じだと思います。
・営業CF-
・財務CF+
・投資CF-

「税収が赤字で、借金をして、無駄な投資」になってます。たぶん。
投資CF以外は当たっています。投資CFを「-」にしたのは、政府の資産売却よりも公共投資の金額のほうが大きいと推測しました。
誰か、日本国のキャッシュフローが分かる資料があれば教えて。


ちょっと視点を変えてみます。

薩摩藩の借金踏み倒し
1813年当時、薩摩藩の抱えていた借金は、約500万両と言われます。当時の薩摩藩の収入、今で言う税収が、年間約12万両から18万両です。借金の利息が毎年60万両だったようです。

金利たけ~!

今の日本と比較してみた

日本
借金:1000兆円
税収:50兆円(あまい見積り)
倍率:1000兆円÷50兆円=20倍

薩摩藩
借金:500万両
税収:15万両
倍率:500万両÷15万両=33倍

薩摩藩よりはマシですね。

当時の薩摩藩はどのようにして、借金を踏み倒したかと言うと、

薩摩藩は大阪の商人出雲屋孫兵衛と組んで、借金踏み倒しの計画に出たのです。
どちらが知恵を出したかわかりませんが、彼らは、今までの借金の証文を書き換え、新しい証書をやるという口実を設けて、古い借金証文を焼き捨て、借金は250年分割払いで返済、しかも利子なし元本のみという、史上最大の借金返済計画を実行します。250年間分割払いというのは、実質踏み倒しということです。
(結局、廃藩置県後30年ぐらいは払ったみたいですが、有耶無耶にしたんだって)

日本の国債は60年返済です。利息も1%ぐらいです。
よく似ていますね。

この借金の相手は、大阪の豪商です。

こんな発言を聞いたことがありませんか?

「日本の借金は、同じ日本人に貸しているのだから大丈夫」

今の日本は薩摩藩ほどのスケールは無いものの、同様の手口で借金をしています。何度も言いますが、この理論はいろんな角度から見ても間違えています。

となれば、やはり日本も薩摩藩同様に踏み倒すのでしょう。

ここまで借金返済に無理があったら、増税に反対してみようなかと思います。そして、民主党を応援したくなりました。


借金を踏み倒すんなら税金を払う意味なんて無いでしょ。
貸借対照表なんて見なきゃ良かった。。。

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